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組織間リリースセミナー初級編の第1日目を開催しました。

2018-11-11

3日コースのカリキュラムの枠組みは前回と同様ですが、いくつか強調した点があります。潜在意識や先入観、そして過去に習得した技術を一旦忘れてもらうことが重要です。


精密触診という概念をしっかりと伝えました。実技でもその部分を強調したところ、リリースの前に精密触診を強く意識することで、多くの受講者が丁寧に触ることがかなり早い段階でできるようになりました。
 
 
もう一つは、指の中のリリースポイントをターゲット面に当てる際に、ターゲット面を1mm以上凹ませてはいけないことも強調しました。大腿動脈のような柔らかいもの、また腹横筋のように押せばかなり深く沈んでいくものでも、1mm以上凹ませないことを意識してもらいます。その結果、リリースポイントの軌道がターゲット面上から外れないようになり、驚くほど弱い力でスルリと剥がれていきます。
  
    
受講者の指を持って中殿筋と小殿筋の間のリリースを行う際、リリースポイントを小殿筋を凹ませないようにするだけで圧倒的にリリースのスピードが向上し、上殿神経の精密触診もできるようになります。リリースする方向だけでなく垂直方向についても1mmを厳守することが重要です。
 
 
指の使い方は人それぞれ癖があります。そのくせを壊さない限り新しい技術は習得できない場合があります。今回、母指を使ってリリースを行う場合は、リリースポイントよりも橈骨茎状突起が前方に(母指の進行方向)に位置することで、末節骨とターゲット面の垂直の関係を保つことに気づきました。リリースポイントが先に行くと、必ずリリースポイントはターゲット面から離れてしまいます。
  
  
そして、当然ですが与えている痛み、そしてリスク管理にも強い意識付けを行います。弊害と効果のバランスとして見たときに、圧倒的に効果のほうが大きいことが不可欠です。
 
 
組織間リリースセミナー(3日コース)は、初級編、中級編、産前・産後ケアの3つがありますが、今後、さらに部位別のISR3日コースなどを立ち上げて行く必要があると考えています。足関節や肩関節だけでも3日間程度は必要になります。年間スケジュールに落とし込むのは大変な作業になりますが、皆さんからの要望(ニーズ)にはできるだけ応える形にいたします。

※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。
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