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リアラインブログ・ニュース

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Dorsal Ramiの触知と絞扼の開放に向けて

学会や勉強会にいくと表面的に知識は増えるものの、その結果自分の治療が「レベルアップ」できたかどうかは1年後にわかることだと考えています。つまり、学会が終わってから1年間どのような仕事をするのかでその成果の有無が決まるということ。 ベルリンで学んだことの中でdorsal ramiをしっかり理解し、治療できるようになると改めて決意しました。マルアライメントが改善しても、また筋やfasciaを弛めたりコントロールできるようになっても、この神経をたどっておかないと腰背部筋の痛みを正確に理解したとは言えないということが理解できました。     解剖の写真には、dorsal ramiの絞扼障害の発生機序が明確に示されています。この靱帯名は聞き逃してしまいましたが、この靱帯の深層での絞扼を触知できれば、痛みのメカニズムに対して大きく踏み込むことができます。触診のためのアクセスは既に確保できているので、あとは肋骨突起間で靱帯を見つけるだけというところまできました。これが触れると、神経根までもあと少しとなります。       1年後までに触診と治療のエビデンスをを示し、論文を書くことに決定しました。有言実行となるように、公言してみました。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 腰痛骨盤痛

Fascia Research Congress

学会に出席していろいろと学ぶことはありますが、多くを学ぶよりも、最大のインパクトを得た1枚のスライドが今後の治療や研究を大きく変えてくれます。今回のFascia Research Congressではこの1枚がそれにあたります。      ニューイングランド大学のFrank Willard先生の講演から、腰椎由来の神経障害性疼痛についてたくさんの知識が得られました。このイラストを作るためにどれほどの労力を要したか、またそこから得られる知見は腰痛の症状をどのくらい説明できるのか、という点でたいへん多くの示唆を与えてくれました。         そして少し論文を探したところ、女性の骨盤痛に関する神経解剖についてのbook chapterを発見(コメント参照)。これを勉強せずに骨盤痛は理解できない。      腰椎周囲の末梢神経の触診技術に大きな目標ができました。

Facebook 股関節

重度な後大腿皮神経障害と挫滅マッサージ

主訴は下肢後面のしびれ(異常感覚)で仕事が終わって帰宅時には歩行困難になるくらいの強い症状を訴える症例です。右股関節の関節鏡手術後から症状が出現し、増悪してきました。また股関節前面の癒着も著明で、常に違和感と痛みがあります。 後大腿皮神経を、大殿筋上から触れると、その深層の外旋筋とのあいだで癒着としびれの再現が得られ、それを遠位に辿ると半腱様筋上で、坐骨結節から15cmほど遠位にまでしびれの再現と癒着が確認されました。     次に、大殿筋をめくるようにすると、大殿筋深層の広範囲強い癒着があり、さらにしびれの再現や放散痛も「激痛」レベルでした。それを丁寧にリリースしていくと梨状筋上までリリースが得られ、一応症状の寛解が得られました。     症状が少し良くなってめでたし、という話ではありません。実は、股関節鏡後のリハにおいて、PTの肘による挫滅マッサージが鼡径部や殿部に執拗に行われ、股関節前外側の術創部からの出血が起こったとのことです。これが殿部の癒着を引き起こすほど広範囲の内出血であったかどうかわかりませんが、少なくとも股関節前面の癒着の一因になったことは間違いありません。     上記の話はとても信じられないことではありますが事実のようです。そして、肘を使った挫滅マッサージは何度も繰り返されたため、術後の症状は増悪し、治療後には歩けなくなることもあったようです。術後Ⅰ年以上経過しても、神経障害性疼痛に対する薬を伸び続けなければならない状態にあります。あまりにも無配慮な治療に、同業者としてとても申し訳ない気持ちでいます。  

Facebook 組織間リリース

組織間リリースセミナー初級編の第1日目を開催しました。

3日コースのカリキュラムの枠組みは前回と同様ですが、いくつか強調した点があります。潜在意識や先入観、そして過去に習得した技術を一旦忘れてもらうことが重要です。 精密触診という概念をしっかりと伝えました。実技でもその部分を強調したところ、リリースの前に精密触診を強く意識することで、多くの受講者が丁寧に触ることがかなり早い段階でできるようになりました。     もう一つは、指の中のリリースポイントをターゲット面に当てる際に、ターゲット面を1mm以上凹ませてはいけないことも強調しました。大腿動脈のような柔らかいもの、また腹横筋のように押せばかなり深く沈んでいくものでも、1mm以上凹ませないことを意識してもらいます。その結果、リリースポイントの軌道がターゲット面上から外れないようになり、驚くほど弱い力でスルリと剥がれていきます。         受講者の指を持って中殿筋と小殿筋の間のリリースを行う際、リリースポイントを小殿筋を凹ませないようにするだけで圧倒的にリリースのスピードが向上し、上殿神経の精密触診もできるようになります。リリースする方向だけでなく垂直方向についても1mmを厳守することが重要です。     指の使い方は人それぞれ癖があります。そのくせを壊さない限り新しい技術は習得できない場合があります。今回、母指を使ってリリースを行う場合は、リリースポイントよりも橈骨茎状突起が前方に(母指の進行方向)に位置することで、末節骨とターゲット面の垂直の関係を保つことに気づきました。リリースポイントが先に行くと、必ずリリースポイントはターゲット面から離れてしまいます。       そして、当然ですが与えている痛み、そしてリスク管理にも強い意識付けを行います。弊害と効果のバランスとして見たときに、圧倒的に効果のほうが大きいことが不可欠です。     組織間リリースセミナー(3日コース)は、初級編、中級編、産前・産後ケアの3つがありますが、今後、さらに部位別のISR3日コースなどを立ち上げて行く必要があると考えています。足関節や肩関節だけでも3日間程度は必要になります。年間スケジュールに落とし込むのは大変な作業になりますが、皆さんからの要望(ニーズ)にはできるだけ応える形にいたします。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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【産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー受付開始!】熊本、長崎、広島

【受付開始!】 熊本、長崎、広島において1日セミナー「産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー」を開催します。        産前・産後の骨盤マルアライメントの評価と治療法を学べる1日セミナーです。仙腸関節障害は男性や妊娠経験のない方にも起こり、その中には共通のマルアライメントパターンがあります。これを理解することにより、産前・産後の仙腸関節痛においてもメカニズムを正しく見極め、完治までのシナリオを具体的にイメージしながら、治療を進めることができます。         ■POINT ①『快適な仰向けが可能に』 妊娠中でも快適な仰向けが実現できるよう、胸郭の可動性と腹腔筋群の滑走性を改善させる方法を学べます。    ②『仙腸関節へのストレスを減弱』 股関節周囲の組織の癒着を解消させ骨盤マルアライメント改善する方法を学べます。    ③『産後の仙腸関節痛を防ぐ』 妊娠中に生じやすい筋間や中殿筋、小殿筋の癒着を解消させて正常な筋活動パターンを獲得する方法を学べます。       ■開催要項 日時:2月9日(土)、2月17日(日)、3月21日(木) ※講習時間は9:30-16:30    開催地:熊本、長崎、広島 ※会場は下記リンクよりご確認ください。    受講料:10,800円(税込) ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 腰痛骨盤痛

鉄板のような腰方形筋をみつけたら

腰部の筋性疼痛として代表的なのが腰方形筋由来の痛みです。触診すると、腸肋筋と一体化して、鉄板にように硬くなった腰方形筋に出会うことは珍しくありません。産後の抱っこ生活は、抱っこ紐からの影響と抱っこを側屈筋である腰方形筋を使うことが習慣化させ、さらに腰方形筋の頑固な癒着を作り上げます。 腰方形筋のリリースを進める上で、まずは腹横筋腱膜から腸肋筋をリリースする必要があります。腸肋筋を第12肋骨先端から内側に向けてリリースし、その下方に移動して腹横筋腱膜からもリリースしていきます。その奥には肋骨突起がかすかに触知することができます。これにより鉄板の正体が見えてきます。     次に、腹横筋腱膜の深部で腰方形筋筋膜をこするようにして、両者の間の癒着をリリースしていきます。腹横筋腱膜を内側に向けてリリースしていくと肋骨突起の先端を鮮明に捉えることができます。この頃には腰方形筋の緊張はなくなり、側方から押し込むと大腰筋の輪郭がわかるくらいにまで柔らかくなります。     上記の手順の中で、まず最初に第12肋骨の先端に直接触れることが必要になりますが、ときどき、腸肋筋が肋骨の先端に被さっていて直接触れられないことがあります。この場合は、更に前方から腹横筋腱膜をこするようにして第12肋骨先端部の腹側に触れ、そこから肋骨をこするようにして腸肋筋を後方へ、さらには内側へリリースしていきます。こらにより腸肋筋は肋骨の背側に位置することになり、腸肋筋の過緊張が解消されます。     少し手間ではありますが、これを完了しておくことで下位胸郭の可動性が大きく改善し、このあたりに生じる筋膜性疼痛の大部分が解消されるはずです。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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広島周産期ケア勉強会

木曜日の夜という日程にもかかわらず、子育て中の卒業生や産前・産後ケアを実践されているセラピストにお集まりいただきました。      前半は、立つこともできない重度の仙腸関節障害から職場復帰を果たした「重症例」にたっぷりを時間を割く形で進行しました。      後半は肩甲背神経や副神経などの神経障害、20年以上前の股関節疾患後の癒着に関連した殿部痛(梨状筋、小殿筋、外閉鎖筋など)、10年来の股関節痛(屈曲時)などの治療のデモンストレーションを行いました。           仙腸関節の離開が著明になると、軽度の股関節周囲筋の癒着によって寛骨が引かれてPSIS間距離が増大します。そのため、癒着を全面的に取り除いた上で、force closureに必要な筋力を高めていくことが求められます。しかし、大殿筋のトレーニングをおこなうことは中殿筋や小殿筋の緊張を高めて寛骨下方回旋(PSIS間距離増大)を招くリスクを伴います。そのためにも、中殿筋と小殿筋の癒着に対して、完成度の高い治療が求められます。      あまり注目されませんが、大転子上では小殿筋後縁と中殿筋前縁はほぼ直角に走行します。また、股関節屈曲時には、大転子の頭側で小殿筋が頭側に滑走し、中殿筋とは全く異なる挙動を示します。したがって、中殿筋と大転子との間で、小殿筋が頭側に動くことを確認するまでリリースすることが必要となります。     また、尾骨側方で、内閉鎖筋と肛門挙筋や尾骨筋の癒着を解消しないと、尾骨の正中位が達成できない場合もあります。出産と関係あるかどうかはわかりませんが、最終的に仙骨の前額面傾斜、矢状面での前傾(nutation)を達成する上で、接結靱帯や梨状筋・坐骨神経以外に、内閉鎖筋内側の癒着を取り切ることが重要となります。     昨日の方は、内閉鎖筋と尾骨筋・肛門挙筋との間の癒着をリリースした結果、自覚として排尿がしやすいこと、骨盤底筋に力が入りやすくなったこと、尿切れが良くなったことを教えてくれました。        最終的に仙骨のnutationが得られるかどうかは仙腸関節面の二次的な骨変形の有無の影響を受けます。仙骨counter-nutationの状態が長期間に及ぶと、nutationを防ぐような骨棘の形成が起こりえます。こうなるといくら尾骨周囲の癒着を解消させてもnutationが得られずに、かえって不安定になることも考えられます。解剖学的因子、骨性の因子が生じると治療の難易度が一気に上昇します。そうなると治療が進まないこともあるため、デバイスの活用も含めたマネージメントも考えます。        神出鬼没な周産期ケア勉強会ですが、次回は名古屋あたりを検討中です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 産前産後

即時効果!

リアラインしたのは右のみです。なぜか右半身を専門としています。シャツの引っ張り方が違うので怪しい写真になっていますが、骨盤の輪郭が違うのはわかるでしょうか? 作業手順は以下の通り。  1)右寛骨上方回旋のため、右股関節外転筋間・関節包のリリース 2)右胸郭下制のため、右長胸神経、広背筋を胸郭からリリース 3)”ハミ肉”改善のため、右肩甲骨周囲の皮下脂肪のリリース        体型回復を「産前・産後ケア」の重要な要素に位置づけています。また、このような「実験」から、Salon de joi(渋谷、名古屋)のサービス内容をアップグレードしています。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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Sonon 300L

Sonon 300Lを自宅に持ち帰り、メグ(5歳)の腹筋群を観察してみました。 左側では上から腹直筋、腹横筋、右側では上から外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋が見えています。       吸気時には腹直筋から右方向に遠ざかり、胸郭の拡張が鮮明に観察されます。このためには、腹横筋と内腹斜筋、内腹斜筋と外腹斜筋の滑走性が不可欠ですが、大人になるとこの滑走性が失われる傾向にあります。     先日治療したアスリートは、腹直筋外側縁から1cm程度外側に肋骨弓があったため、このような動きがほぼ消失しています。胸郭拡張制限は胸椎の伸展可動域制限と直結します。腹筋群の等尺性トレーニングを含め、腹筋群の癒着を引き起こす可能性のあるトレーニングや生活パターンを修正し、腹筋群の個々の筋の機能を保つことが望まれます。 動画は こちら ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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CSPTでの精密触診

CSPT鼠径部・股関節編と膝関節編を大阪で開催しました。今年のCSPTでは、運動療法を星先生にお願いし、私は組織間リリースの実技を担当しています。その時、滑走限界を正確に見つけること、滑走限界後の最初の1本目の結合組織のみに集中したリリースを行うことを強調しています。時間の許す限り、受講者の指をとってリリースを体験してもらうようにしています。 指を持つときに意識しているのは、指先のリリースポイント(末節骨先端の突起部)がターゲット組織(リリースする組織)にふれる瞬間です。例えば、ターゲット組織が総腓骨神経、リリースされる組織が腓腹筋外側頭であるとき、リリースポイントが総腓骨神経にふれる瞬間を感じてもらうことが重要です。この瞬間のことをLock onと呼ぶことにしようと思います。    大腿骨外側顆(後顆)上の関節包から腓腹筋外側頭をリリースするとき、筋や神経を潰さないようにしなければなりません。そのためには、まず総腓骨神経を見つけ、その内側で後顆の骨にロックオンします。後顆に触れたら、リリースポイントで後顆をこするように内側に移動して、腓腹筋外側頭と関節包との間の滑走限界を探します。こうすることによって、総腓骨神経や腓腹筋外側頭を絶対に潰すことなく、正確にリリースすることができるようになります。      このような精密触診を習慣化すると、触れるものすべてを完全に把握しつつ触診またはリリースすることが身につきます。一方で、受講者の指使いを見て感じるのは、あまりにも無造作に指を押し付けている様子です。無造作であることは、すなわちどの組織に触れているのか、またどの程度の力を加え、その組織をどの程度変形させているのかを把握していないように感じられます。その結果、その治療が相手に与える痛みも把握できていないようです。     精密触診のゴールとしては、相手に与える痛みを把握しながら触診できるようになることが含まれます。神経、血管、リンパ管、筋間などそれぞれに特有の痛みの質があるので、それを理解し、指先で感じ取ることも重要なテーマとなります。     私自身の精密触診は、神経の触診を始めてから格段に向上しました。また股関節唇部などにおいて、筋だけでなく、血管や神経の走行も意識してリリースを行うようになってから解剖学的知識に比例して治療技術が向上してきました。精密触診と精密組織間リリースを確実に伝達するセミナーをまだまだ進化させたいと思います。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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