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尿もれに関するテレビ番組

最近、テレビで尿もれ、頻尿など尿のトラブルについての番組が多いように思います。恥ずかしくて人に言えない話題の一つですが、テレビで取り扱われることにより、大勢の人が困っている症状であることが知られるようになってきました。 ■ガッテン 2016年10月19日   http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20161019/index.html ■ガッテン 2019年2月27日   http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20190227/index.html ■有吉の真夜中の保健室4 2019年5月6日   大友百合香さん、如月さやさん   https://news.merumo.ne.jp/article/genre/8624591   ■笑いより健康が気になる芸人が集まる診療所 目指せ!ケンコウ芸人 2018年9月4日   松嶋尚美さん   https://www.oricon.co.jp/news/2118817/ ■名医のTHE太鼓判!【芸能人一斉 尿検査SP】★トラブル解決![字] 2020年1月20日    坂下千里子さん  https://www.tbs.co.jp/tv/20200120_5389.html    昨日の「名医のTHE太鼓判!」では、頻尿に悩む方がゲストで呼ばれて、1日10回以上トイレに行くとのことでした。尿量を測定すると、正常な女性の10分の1の40cc程度とのことで、たしかに膀胱が膨らむ前に尿意を感じていることがわかります。   上記の番組内での専門家(主に医師)のコメントを見ると、対策としては 1)膀胱の筋肉が硬くなって伸びなくなっているので、尿意を催しても我慢して膀胱を拡張させる 2)たるんでいる骨盤底筋を鍛える の2つに集約されるようです。     1)については限界まで我慢したとしても、膀胱が大きくなる度合いはわずかです。正常な女性の10分の1の40ccしか貯められない人が、頑張って膨らませたとしても2倍になることはないでしょう。我慢することは重要ですが、それは専門的な治療によって膀胱を拡張させたあとに、それを維持するために行うと有効なのだと思います。   2)については多くの方がトライしていると思います。改善する人もいれば、まったく変わらない人もいます。理論をよく理解しているトレーナーや理学療法士であっても、出産後何年も、場合によっては20年も尿もれが続いてしまっている人もいます。骨盤底筋を鍛えれば良いというものでもなさそうです。      私が開催している「周産期ケア勉強会」でも、妊娠・出産を契機に、頻尿が悪化して、20分に1回、40分に1回など、仕事中に何度もトイレに行かなければならない人と遭遇します。妊娠中は、深夜に3-4回トイレに行かなければならない「夜間頻尿」も珍しくありません。また出産後に、咳やくしゃみ、縄跳び、ジョギングなどで尿もれが起こる「腹圧性尿失禁」、トイレに行きたいと思ってからトイレに座るまでに我慢できずに漏れてしまう「切迫性尿失禁」などの方にもしばしば遭遇します。       私の尿もれ対策は、 1)膀胱周囲の癒着の解消(膀胱を十分に拡張させるとともに、膀胱に排尿反射を起こすメカニズム治療) 2)外尿道括約筋周囲の癒着の解消(膀胱の出口を占める外尿道括約筋の機能を向上) 3)上記で治らなければ、骨盤底筋の機能回復のための骨盤底筋の癒着の治療 の順に行います。1-3まで行っても1時間程度で終わります。中には20年悩み続けた人が60分を2回の治療で尿もれが完治した人もいます。 以下、少し専門的ですが、2)について詳しく説明します。  尿道周囲の癒着は,尿道を取り巻く外尿道括約筋の機能低下を招く可能性があります.後面には膣,側面は脂肪組織,そして前面には後恥骨靱帯があります.これらと癒着することで,禁制が失われる可能性が高いと思われます.  膀胱の外側で外腸骨静脈との間をリリースすると,膀胱を側方に押し込めるようになり,側面から尿道に触れることができます.尿道の側壁には通常脂肪組織ありますが,まれに神経(おそらく閉鎖神経)が強く尿道に癒着しています.    前面には後恥骨靱帯とも強く癒着している例に遭遇します.これらをリリースすると,尿道は可動性を取り戻し,柔らかくなります.随意的に力を入れると硬くなり,力を抜くと柔らかくなります.随意筋である外尿道括約筋が正常に機能していることが感じられるようになり,それとともに「排尿ストップ」ができるようになります.     外尿道括約筋の機能回復についても徐々に理解できるようになってきました.構想中の「産後ケアセンター」では,尿もれを確実に治すことを約束できるようなプログラムをご準備できそうです.  

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組織間リリース(ISR)初級編 産前・産後ケア(大阪会場)の参加者の感想をまとめました

組織間リリース(ISR)初級編 産前・産後ケアの3日コースを大阪で開催しました。 初級編では,ISR初心者のために,正確にターゲットを触知する精密触診の基礎技術を含めて,じっくりと指を作り上げていきます。 第1回  理論  指の使い方(テープ剥がし)   筋の輪郭の触診と滑走限界   母指でのリリース   支指でのリリース  皮下神経のリリース   副神経、肩甲背神経、上殿皮神、中殿皮神経、長胸神経 第2回  皮下組織(superficial fascia)のリリース  腹部・胸郭  尾骨周囲 第3回  骨盤リアライン 最終回には,仙腸関節痛の治療のために必要な股関節拘縮を解消させることを目的としたISRを行いました。助手の先生および受講者のみなさんが参加した感想などを投稿してくださっていますので,ご興味のある方はぜひご参照ください。    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■ Tiare 冨田 えりか先生(宮津市)    ブログ1    フェイスブック記事1    ブログ2 ■ コーラリズム 近藤可那先生(稲沢市)    フェイスブック記事    ブログ ■ 河北悠加先生(鈴鹿市)    フェイスブック記事      ブログ ■ ボディケアサロンハレル 大里恵理先生(熊本市)    フェイスブック記事1    フェイスブック記事2    ウェブサイト ■ Body Make Lab.Re's 今江葵先生(大津市)     フェイスブック記事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       2020年度は,産前・産後ケアシリーズを拡充して,以下のようなラインナップを予定しております。お誘い合わせ,ぜひご参加ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   <関節疾患> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 産前・産後リアライン       8日コース   ※「産前・産後リアライン」は、出産前後におけるアライメント変化とその結果生じる関節疾患(関節周囲の不調)に対する治療法をまとめたものです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <産前・産後>組織間リリース ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 産前・産後組織間リリース:初級編  3日コース 産前・産後組織間リリース:胸郭   3日コース 産前・産後組織間リリース:骨盤   3日コース     ※「胸郭」では腹直筋離開、腹筋群機能不全、胸郭可動性改善、胸郭体型回復、円背治療、胃の不調への対策、腕神経叢、乳腺炎などを含みます。 ※「骨盤」では、膀胱・尿道周囲、子宮周囲、直腸周囲、骨盤底筋などを含みます。 ご登録:  https://realine.info/schedule/2020 セミナー紹介資料:  https://www.dropbox.com/s/or72usqxp6ehlog/GLABseminar2020.pdf?dl=0

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精密触診「教育」の提案

 精密触診という言葉をご存知ですか? これは既存の触診教育を大きく進化させるため,皮神経一本まで精密に触診し,痛みの原因をmm単位で特定するための技術です。分野を問わずすべての医師やコメディカルに必要な技術と位置づけて,普及に取り組んでいます。       理学療法士を始めとする各種コメディカルの養成校や医療機関での院内教育に導入されつつあり,将来的には患者に触れる前に習得すべき必須の技術と位置づける必要があると考えています。          ■症例 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ・背景   変形性股関節症(OA)の診断で,人工股関節(THA)を予定されているの治療を例に説明しましょう。とてもアクティブな60歳台の女性で,股関節痛発症から5-6年,OAの診断から1年ほどの経過して,THAを医師から進められたそうです。この間,ロキソニン,リリカ,トラムセットなどを服用されてきました。ご自身や担当医を含めて誰もがOAによる慢性痛だと思っていました。    ・精密触診   精密触診を行ったところ,痛みは股関節伸展に鼡径部(大腿直筋,上殿神経,大腿神経(およびその枝),大腿動脈,陰部大腿神経,腸骨筋,腸骨関節包筋)と開排時に内転筋群(特に長内転筋,短内転筋,閉鎖神経)に痛みがありました。大腿骨頭の触診では痛みがなく,関節唇にも圧痛がない状態でした。     ・治療結果  これにより,OAの痛みではなく,周囲の軟部組織の痛みであることがはっきりしたため,疼痛除去を目的に組織間リリースを実施しました。その結果,安静時痛や荷重時痛,深屈曲時痛が消失し,快適な生活が戻ってきたとのことです。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         このような症例を経験すると,画像診断によるOAの進行とは別に,周囲の軟部組織の疼痛が本人を苦しめていることがわかります。精密触診は,画像からの先入観にとらわれず,正確に病態を把握するために不可欠なのです。

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「貴院」における院内研修のご要望について

これまでも月に1回程度開催してきた「医療機関における夜の勉強会」を、来年度より定例化させていただくことになりました。 木曜日の夜に「貴院」を訪問して院内研修の講師をさせていただくことを計画しています。原則として新幹線駅の近く(タクシーで移動可能な範囲)の医療機関を対象としていますが、その他の地域も調整を試みることは可能です。現時点では、毎月1回の年間契約も可能です。    講師料は1回の訪問につき10万円とし、夕方の臨床指導(2時間程度)と夜の院内の実技講習(3時間程度)を含みます。ご興味がある施設は、蒲田(info@realine.info)までお知らせください。   セミナーの内容としては以下のようなご要望を数多く頂いております。 ・最も効果的なリアライン・デバイスの活用法 ・精密触診と組織間リリースによる疼痛治療 ・組織間リリースによる拘縮・マルアライメント治療 ・システマティックな評価と治療の設計図 CSPTやISRなどのセミナー受講の復習に、スタッフの診療レベルの向上に、また一貫性のある設計図に基づく診療方針を確立するため、ご活用いただけると幸いです。

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2020年度のセミナー計画

来年度のセミナー計画が完成しました。 2020年度のセミナー受講登録ページ セミナーパンフレット ■ セミナータイトルが増えてきたので、CSPT以外は各タイトルにつき1コース(1都市)のみの開催になります。 ■ 下記以外に、木曜日,金曜日の夜はできるだけ医療機関や各地の勉強会・団体にお邪魔する形でのセミナー(講師依頼を含む)を行う予定です。ご興味のある方はお早めにお知らせください。        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   <関節疾患> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー クリニカルスポーツ理学療法    10日コース 産前・産後リアライン       8日コース        ※「産前・産後リアライン」は、出産前後におけるアライメント変化とその結果生じる関節疾患(関節周囲の不調)に対する治療法をまとめたものです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <疼痛治療>  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 精密触診と疼痛治療       6日コース           ※「精密触診と疼痛治療」は、精密触診と組織間リリースを駆使して、「結果因子」としての疼痛治療に集中するセミナーとなります。これまでCSPTで十分に手が回らなかった疼痛治療を集中して習得していただけるように設計しています。       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  <関節疾患>組織間リリース   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 関節疾患組織間リリース:初級編   3日コース 関節疾患組織間リリース:股関節   3日コース 関節疾患組織間リリース:膝関節   3日コース 関節疾患組織間リリース:肩関節   3日コース       ※待望の肩関節、膝関節をシリーズ化します。股関節についてはこれまでの股関節・骨盤と同様です。        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <産前・産後>組織間リリース 産前・産後セミナーシリーズフライヤー   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 産前・産後組織間リリース:初級編  3日コース 産前・産後組織間リリース:胸郭   3日コース 産前・産後組織間リリース:骨盤   3日コース     ※「胸郭」では腹直筋離開、腹筋群機能不全、胸郭可動性改善、胸郭体型回復、円背治療、胃の不調への対策、腕神経叢、乳腺炎などを含みます。 ※「骨盤」では、膀胱・尿道周囲、子宮周囲、直腸周囲、骨盤底筋などを含みます。

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尿もれ治療のモニターを募集

このモニター募集は研究ではなく、治療によって得られる変化を聴取して今後の研究立案の参考にさせていただきます。また、「産後ケアセンター」のサービス内容の構築にも役立てていきます。   現在治療中の方のうち、出産から15年間誰にも相談せずに悩み続けていた方がおられます。放置すると尿もれは自然治癒する可能性は極めて低く、「時間」が解決するものではなさそうです。しかし、セラピストによる適切な治療により尿もれは確実に治ります。「尿もれは治る」というメッセージを社会に発信するためにもしっかりとした方法論と研究を進めなければなりません。     ●対象 概ね以下のような条件を満たす方を募集したいと思います。皆様のお知り合いで上記に該当する方がおられたらぜひご紹介ください。困っておられる方がおられたら、ぜひご紹介ください。(出張先などで治療を受けていただける可能性もあるので、下記に該当しない場合もお申し込みください。)     1.広島  1)妊娠中もしくは産後に発症して3年以内の尿もれ  2)社会生活に制限を来す尿もれ  3)広島市もしくは東広島市に検査・治療に来ることができる(月2回程度X完治まで)  4)エコーやMRIなどの検査を受けていただけること 2.周産期ケア勉強会(東京など)での募集  1)妊娠中もしくは産後に発症して3年以内の尿もれ  2)社会生活に制限を来す尿もれ  3)今後開催する周産期ケア勉強会に参加できること  4)他の参加者の前で治療と検査を受けることに同意すること      ●治療内容 ・膀胱周囲のリリース:膀胱壁への緊張伝達の解消(膀胱周囲の癒着の解消) ・尿道周囲のリリース:尿道の滑走性の改善(尿道括約筋の収縮を阻害する要因の解消) ・骨盤底筋のリリース:骨盤底筋の随意的、不随意的な活動(骨盤底筋と周囲筋、骨盤底筋内の癒着の解消)  ※腹圧性、切迫性ともに上記を行います。  ※いずれも脱衣なし、背臥位での治療です。  以下のブログに少し詳しく書いてあります。  https://realine.info/blog/205 https://realine.info/blog/203 ●お申し込みはメール(info@realine.info)もしくはフェイスブックのDMでお願いします。      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 周産期ケア勉強会の予定(10-11月) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ■受付中の勉強会   10月19日 東京(18-21時、渋谷)懇親会あり   11月07日 広島(19-22時、広島駅)懇親会あり   11月23日 東京(18-21時、渋谷)懇親会あり  ※登録: http://bit.ly/2TWOkmE

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エコーで検証しつつ学ぶ「精密触診®」と「組織間リリース®(ISR)」

下記のセミナーがDVDとしてジャパンライムから発売されます。11月上旬に発売予定。まだセミナーに参加されていない方、全ての医師やセラピスト、および医療技術職の学生の皆様に見ていただきたい内容です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <ME267-S>エコーで検証しつつ学ぶ「精密触診®」と「組織間リリース®(ISR)」  ■指導・解説:蒲田(がまだ) 和芳(かずよし)(株式会社GLAB 代表取締役)  ■発売元: 株式会社ジャパンライム  ■DVD2枚組 16,000円+税 (分売不可) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <講師からのメッセージ>  セラピストにとって骨、筋、腱、神経などの確実な触診技術は不可欠です。マルアライメントや拘縮の原因である癒着を探索するため、あるいは痛みを発している神経や靱帯、血管などを特定するための触診技術を「精密触診®」と呼びます。例えば、上背部の痛みに対して肩甲背神経に、仙腸関節周囲の痛みに対して長後仙腸靭帯深部の中殿皮神経に「組織間リリース®」を行うと、即座に痛みが消失する場合があります。  これらは、正確な解剖の知識と病態の理解、そして 精密触診® と組織間リリース® の技術によって可能になります。本作では超音波エコーによる解剖を確認した上で、精密触診® と 組織間リリース® の理論と実技を行います。「痛いところに手が届く」精密触診® と治療法としての組織間リリース® をご紹介いたします。明日からの臨床に、是非ご活用ください。      <内容>  前半は触診とエコーの照合を行います。何か分からずに触っていても進歩はありません。実際に触れているものが何なのかを画像上(エコー)で確認していきます。後半は、実際に精密触診を繰り返していきます。皮膚に隠れて見えない部分を指先で探り、解剖学的な知識と触っているものを照合しながら進めていくことが必要となります。   ■ エコーを用いた精密触診《7分13秒》  ・圧迫法  ・表撫法  ・弾発法  ・スクレイプ法  ・精密触診技術  ・上腕二頭筋長頭腱の精密触診 ■ 実技Ⅰ《16分53秒》  ・足底筋  ・腓腹筋とヒラメ筋  ・腓腹筋外側頭の精密触診 ■ 精密触診・組織間リリースの技術《9分28秒》  ・精密触診による輪郭の触知  ・用語  ・精密触診による癒着の触知  ・精密触診のエラー  ・末節骨先端のリリースポイントを決定  ・テープ剥がし(母指)  ・反対側の手の役割  ・ターゲット組織が曲面 ■ 実技Ⅱ《13分34秒》  ・大腿筋膜張筋  ・大腿二頭筋/関節包  ・大後頭神経  ・副神経 ■ 実技Ⅲ《14分57秒》 ・僧帽筋・肩甲挙筋・滑液胞  ・腋窩神経  ・大腿直筋反回頭(内側)・関節包  ・中殿筋後縁・小殿筋  ・肩甲背神経  ・陰部神経 ■ まとめ《4分25秒》

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肩甲上腕関節拘縮に対する組織間リリース

 「四十肩」や「五十肩」という言葉はいつ頃から使われるようになったのでしょうか。病院や治療院で働いているセラピストの皆さんは、この言葉を頻繁に耳にすることでしょう。そして、その治療の難しさを感じている方も多いはず。今回はそんなセラピストの皆さんの為に、肩甲上腕関節の可動域制限に対する組織間リリースについて書きたいと思います。     ■ 可動域治療  一般的に肩関節の拘縮は、骨折や脱臼などの外傷後に続発するものや、肩関節周囲炎をはじめとする炎症と変性に起因すると言われています。これらの拘縮は、肩関節周囲の各組織間の癒着や瘢痕等によって生じます。 しかし、肩関節の拘縮であっても、患部のみを治療するのではなく、全身をととのえていく必要があると考えられます。どのレベルで問題が生じているのか、丁寧に評価し、同時に治療します。簡単に手順をまとめると以下の様になります ① 骨盤安定性: 骨盤のマルアライメント、force closureの不良の改善 ② 胸郭可動性: 広背筋や腹筋群の癒着、胸郭可動性の改善 ③ 肩甲胸郭可動性: 肩甲骨の内外側・内上角等の滑走性の改善 ④ 肩前面の癒着:大胸筋や小胸筋などの前面の癒着改善、腕神経叢と各組織との癒着改善 ⑤ 肩甲上腕関節の可動性: 後部・腋窩部・前部・上部の滑走性の改善  理論上は、これらの問題をすべて解決することで、高校生のようなしなやかな肩が蘇ります。しかし、その「すべて」を解決することは容易ではありません。特に、肩甲上腕関節周囲には多数の筋腱や神経が交差し、互いに癒着しやすいことから、とても手間と時間のかかる治療になります。以下では、特に肩甲上腕関節の癒着の治療に関して説明します。      ■ 疼痛治療と癒着  肩甲上腕関節の拘縮において、治療を妨げる最大の要因は「痛み」です。その多くは、肩峰下滑液包、三角筋下滑液包、腋窩神経、上腕二頭筋長頭周囲の滑液包などに由来します。拘縮治療において、これらの痛みを制圧することができれば、可動域治療を進めやすくなります。  発症から2週間以上経過して慢性化しつつある痛みの殆どは「癒着」によって起こっており、癒着をリリースすることによって解決が可能です。先日、大阪でのセミナーで、肩痛を訴えて治療デモを希望された30歳代の女性セラピストの場合、肩屈曲120°で数カ所に強い痛みがありました。上腕二頭筋長頭と大胸筋との癒着のリリース、三角筋後部線維と棘下筋上の脂肪体とのリリース、棘下筋・小円筋深層の棘上神経のリリースの3つにより、肩屈曲中の痛みは消失して可動域は150度に改善し、あとは可動域治療のみという状態に持ち込むことができました。  上記のように疼痛消失まで一度に進めることは容易ではありませんが、疼痛のメカニズムが「癒着」であることがわかることにより、薬や物理療法、運動療法の効果が限定的であることも理解できるようになります。翌日には元に戻ってしまうような持続性の乏しい治療法を止めて、持続的効果が得られる治療法に集約していくことができます。      ■ 肩甲上腕関節の可動性治療  肩甲上腕関節へのアプローチは大きく分けて後部・腋窩部・前部・上方の4つに分類されます。 1)後部  三角筋後部線維・上腕三頭筋・肩甲上神経・腋窩神経・棘下筋・三角筋間の脂肪体などが含まれます。これらを順次リリースして関節包を癒着から解放し、その上で肩後方関節包をストレッチして最大限拡張させます。これにより、水平内転時の後方組織に十分な拡張性が生まれ、水平内転によって起こる烏口突起インピンジメントが改善に向かいます。 2)腋窩部  関節包に癒着する小円筋・上腕三頭筋長頭・肩甲下筋を完全にリリースします。特に上腕三頭筋長頭と上腕骨の間に関節包(inferior porch)が挟み込まれるように癒着している場合があるため、関節包の上腕骨側と長頭側の両方をリリースすることが必要となります。その上で、肩甲下筋の下縁と関節包との間をリリースして、肩甲下筋下縁を上方に滑走させるようにします。これらにより、下部関節包が本来の長さを取り戻すことになり、外転や挙上時の骨頭の求心性を保てるようになります。 3)前部  肩関節前部では、三角筋前部線維、大胸筋、上腕二頭筋長頭、短頭、広背筋、大円筋、肩甲下筋、さらには烏口上腕靭帯、結節間靱帯、腕神経叢およびその遠位の末梢神経などがすべて拘縮状態に陥ります。水平伸展可動域および前額面上での外転可動域を確保するには、これらを順次リリースしていくことが必要となります。この際、大胸筋の深層では多数の組織と交差しつつ癒着していることが多いので、大胸筋が烏口突起の上方にまで滑走できるようになるまでしっかりとリリースすることが必要です。 4)上方  上方では、一般的にもよく言われているように肩峰下スペースが重要となります。肩峰下滑液包と肩峰、肩鎖靭帯からのリリース、肩峰下滑液包と棘上筋のリリース、棘上筋と関節包のリリース、三角筋と三角筋下滑液包のリリースなどが含まれます。滑液包が腫れ上がっている場合でも、滑液包と三角筋や肩峰、肩鎖靭帯との癒着をリリースすることで滑液包内への刺激が減るためか、痛みが軽減されることが頻繁に経験されます。基本的に滑液包の外側の癒着には炎症はないものと捉えてリリースすることができます。滑液包内の炎症については、医師とステロイド注射などを検討します。    これらのいずれかの箇所、もしくは全箇所かもしれませんが、どこの癒着により運動が制限されているかを確認し、正確な治療をすることでスッキリと肩があがるようになります。      ■ 治療に悩んでいるセラピストへ  冒頭にも述べましたが、肩関節の治療で悩んでいるセラピストは多くいると思います。それと同じく、もしくはそれ以上、肩関節の可動域制限で苦しんでいる患者様もいます。肩関節の治療で悩んでいるセラピストの皆さん、是非一度、この記事を参考に臨床に取り組んでみてはいかかですか?  肩関節だけの特別な組織間リリースのセミナー開催が決定しました。<特別編>としたのは、今回限りの開催となるかもしれないセミナーです。治療に悩んでいる方、この記事の内容をもっと詳しく知りたい方、リリースを極めたい方、この機会に是非ご参加下さい! 皆様のご参加をお持ちしております。 --------------------------------------------------------------  組織間リリース<特別編>:肩関節  開催日程(3回1セット) --------------------------------------------------------------  □東京会場:2019年11月30(土),2020年2月23日(日)24日(日祝)  □広島会場:2020年2月1日(土)2日(日),3月7日(土) セミナーの詳しい内容はこちらから ⇒  https://realine.info/blog/202 お申し込みはこちらから ⇒  https://realine.info/seminar/isr

産前産後 組織間リリース

外尿道括約筋の触診とフィードバック

排尿コントロールは基本的に不随意運動のみでもできなければならず、内尿道括約筋の機能が不可欠になります。しかし内尿道括約筋は随意筋である外尿道括約筋に覆われているので、外尿道括約筋とある程度の同調があるものと推測されます。 外尿道括約筋の下部は恥骨尾骨筋など肛門挙筋の収縮とも連動すると考えられますが、それ自体のコントロールが排尿コントロールには不可欠だろうと思われます。そこで、外尿道括約筋を触診し、確実に随意収縮と弛緩を調節できるようになることが、尿失禁の治療には必要であると思われます。 外尿道括約筋の上部は脂肪に覆われており、その中を通る血管や神経とも接しています。膀胱周囲をリリースして、膀胱を側方に移動させるようにすると尿道を触知することができます。  尿道に触れた状態で「おしっこを止めて」というと、骨盤底筋や腹筋群の過剰な収縮が起こる場合もありますが、無駄な力を排して最小限の力でというと尿道のみが硬くなります。力を抜いてもらうと柔らかくなります。これにより、尿道括約筋の随意的なコントロールを意識化できることになります。つまり、腹筋群や骨盤底筋の無駄な筋活動を抑制して、尿道括約筋の独立した活動を促せるようになります。 尿漏れを防ぐ筋は尿道括約筋であって、骨盤底筋ではないのではないかと推測していました。今回、重症の尿漏れ症状に20年近く悩んできた方に対して、骨盤底筋には一切手を触れず、膀胱の癒着および尿道周囲のリリースのみを実施しました。どのような結果になるか楽しみです。

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組織間リリース<特別編>肩関節の内容をお知らせします

今年度の下半期に,特別編として限定的に開催する「組織間リリース<特別編>肩関節」の内容をお知らせします。 <目的> ・重度の肩関節拘縮の治療において、確実に拘縮の要素である癒着を解消しながら治療を前進させられるようになる。 ・軽度の肩関節拘縮(肩関節疾患)の治療において、可動域を制限している要素を速やかに見つけ、それを即時的に解消させられるようになる。 ・腕神経叢を正確に触診できるようになり、胸郭出口症候群の治療を習得すること。     <プログラム(予定)> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1日目:肩甲胸郭関節の可動性 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・精密触診の基礎 ・ISRの基礎 ・肩甲骨外側   広背筋、大円筋、前鋸筋、肩甲下筋 ・肩甲骨内側   菱形筋、滑液包、肩甲背神経、前鋸筋、胸郭 ・肩甲骨上方   僧帽筋、肩甲挙筋、後斜角筋、第1肋骨、内上角滑液包 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2日目:屈曲・内旋可動域獲得・対症療法2 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・肩峰下スペース   肩峰下滑液包、三角筋深層、烏口肩峰靭帯   烏口上腕靭帯、棘上筋、関節包 ・後部拘縮   三角筋後部線維、腋窩神経、上腕三頭筋外側頭   小円筋、棘下筋、関節包後部 ・腋窩拘縮   上腕三頭筋長頭、腋窩関節包、上腕骨頭   肩甲下筋、関節包 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3日目:外旋・外転可動域獲得・対症療法2 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・前部拘縮   大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋短頭、烏口腕筋   上腕二頭筋長頭、結節間靱帯   広背筋、大円筋、肩甲下筋 ・肩周囲の末梢神経の触診とリリース   神経根(C5-8))、腕神経叢   副神経、肩甲背神経、肩甲上神経   腋窩神経、尺骨神経

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