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リアラインブログ・ニュース

組織間リリース

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産後の腹横筋の機能回復

非公開グループに掲載しましたが、周産期ケア勉強会の参加者から、腹横筋に力を入れやすくなったとの報告をいただきました。もともとしっかり運動療法に取り組んでおられ、特に不都合のない状態ではありましたが、腹横筋リリースのあとは、さらに腹横筋の単独収縮が容易になったとのことです。      腹筋群の機能については、通常腹横筋と内腹斜筋が完全に独立して滑る状態にある人はほとんどおらず、おそらくこの方も妊娠前から多少の癒着があったのだと思われます。男性でも、腹横筋と内腹斜筋の癒着はめずらしくありません。      しかし、妊娠中には腹壁の伸張によって腹筋およびその周囲のfasciaに損傷がおこり、腹筋間の癒着は悪化すると推測されます。しかし、妊娠前から癒着があったため、その前後の機能的な変化という意味では小さかったのかもしれません。     癒着を伴う腹横筋の単独収縮は容易ではありません。しかし、これをリリースしておくことにより、腰椎や骨盤の安定性向上に、腹腔内圧のコントロールに、また産後の体型回復に良い影響をもたらすことは間違いありません。      「組織間リリース産前・産後ケア」において、腹横筋リリースをしっかりと行います。受講者全員が、下腹部を引き締まることを実感できると思います。ちなみに定員までもう少しとなりました。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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みかんの皮剥きとISR

腹横筋を内腹斜筋からリリースするとき、腹横筋の浅層の筋膜を触知した上で、その輪郭に沿って指先を移動させます。みかんの実をつぶすことなく、その輪郭に沿って皮を剥く時の感覚にとてもにています。     腕の重量を指先の一点にかけてしまうとみかんの実は簡単に潰れてしまいます。当然ながら、垂直方向に加える力は上肢の重量以下で、末節骨がみかんの実の表面に触れる程度(凹まない程度)となります。     細い神経のリリースなどを含めてISRを緻密に行うには、みかんを凹ませない程度の垂直方向の力を使い、表面の輪郭を正確にたどるようにしなければなりません。ベッド上の患者に対して、立って治療することはほぼありません。立つと、どうしても体重をかけてしまうためです。椅子に座り、上肢の重量の1/3から1/2の力で十分なのです。潰さないことで触診がますます精密になっていきます。           先日、学部生の授業で肩峰下滑液包(SAB)の触診を行いました。まずは最低限の深さで、烏口肩峰靱帯に指先が引っかけるようにしてこの靱帯を触知します。この深さがSABの表層の深さとなります。そこからゆっくりと指先を沈ませていくと、1.5mm程度沈んだところで、少し硬めの組織に到達します。これが棘上筋の表層の深さとなります。     このような触診を繰り返すことにより、SABの表層と深層の深さを指先で感じ取ることができるようになり、炎症を起こしている場合も適切な深さで触診できるようになります。いきなり棘上筋に触れるような深さに到達しても何も触知できずに、すべてを潰してしまうことになります。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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肩関節の可動域と組織間リリース2 

引き続き、肩甲上腕関節の可動域回復のための組織間リリースについて書きます。       1)後部 後方タイトネスや後方関節包タイトネスとも呼ばれます。主な構成要素としては、三角筋後部線維、棘下筋、小円筋、上腕三頭筋、肩甲上神経、腋窩神経、関節包、そして棘下筋・三角筋間の脂肪体が含まれます。   腹臥位で、上肢をベッドから下垂させた状態とします。三角筋後部線維を肩甲上神経と腋窩神経をこするようにしてリリースします。その上で、棘下筋、小円筋、上腕三頭筋から三角筋後部線維をリリースして、外転位で肩甲棘のレベルにまで上方に移動させます。 次に上腕三頭筋から腋窩神経を内側に向けてリリースし、その上で上腕三頭筋から小円筋を内側に向けてリリースします。これにより、上腕三頭筋を伸張できる状態が得られます。 その後、関節包から小円筋と棘下筋を内側に向けてリリースします。これらを最大限リリースするには、背臥位・肩屈曲位で全く緊張しない状態にまで近位に滑らせるようにします。 以上を行った上で、四つ這い位での肩後方関節包ストレッチ(All-fours posterior capsular stretch: APS)にて関節包を最大限拡張させます。       2)腋窩 腋窩部では、関節包に癒着する小円筋、上腕三頭筋長頭、肩甲下筋を関節包から完全にリリースします。これにより、inferior porchの容積が拡大し、挙上に伴う上腕骨頭の下方への滑り込みを再獲得させます。結果として、上腕三頭筋に上腕骨が密着した状態を取り戻し、「ふりそで」状態を解消させます。    3)前部 肩関節前部には、三角筋前部繊維、大胸筋、上腕二頭筋長頭、短頭、広背筋、大円筋、肩甲下筋、さらには烏口上腕靭帯、結節間靱帯、腕神経叢およびその遠位の末梢神経などがすべて拘縮状態に陥ります。 手順はかなり複雑ですが、概ね以下のような順序でリリースを行います。 ・三角筋前部線維の大胸筋に対する外側へのリリース ・大胸筋遠位部の上腕二頭筋長頭、短頭、広背筋から上方へのリリース ・大胸筋の小胸筋・烏口突起上での内側へのリリース ・上腕二頭筋長頭と結節間靱帯 ・烏口腕筋と広背筋 ・広背筋と大円筋、肩甲下筋 ・尺骨神経と烏口腕筋 ・腕神経叢と広背筋、小円筋、第2,3肋骨、鎖骨下筋などのリリース ・肩甲下筋と関節包 以上のリリースを順次進めていくことで前方の組織の滑走性が改善するとともに弛みが顕在化する場合もあるため、事前に後方拘縮を十分に解消させておくことが必要です。           4)上方 上方では肩峰下スペースでの癒着のリリースが必要となります。まずは肩峰下滑液包と肩峰、肩鎖靭帯からのリリース、肩峰下滑液包と棘上筋のリリース、棘上筋と関節包のリリース、三角筋と三角筋下滑液包のリリースなどが含まれます。     肩峰下滑液包と肩峰とのリリースには、背臥位で肩伸展位で行うリリースすることにより、屈曲位における肩峰後部リリースと同じ意味を持つようになります。すなわち、狭い肩峰下スペースに指を滑り込ませるのではなく、肩峰下から滑液包が出てきたところでリリースを行う方が容易です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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肩関節の可動域と組織間リリース

オーバーヘッドアスリートの肩関節の可動域が制限されているとき、手間はかかりますが骨盤からととえていく必要があると考えています。骨盤マルアライメントやforce closureの不良は大殿筋から同側の胸腰筋膜に緊張伝達が起こっていることがあり、そのままだと荷重により広背筋の緊張を引き起こしてしまいます。このため、正常な荷重伝達とforce closureを回復させて、大殿筋の緊張が対側の胸腰筋膜に伝達される状態を確保しておくことが望ましいと考えられます。     次に、胸郭と骨盤との間の可動性を低下させる原因となるのが広背筋と腹壁(内腹斜筋)との癒着です。これにより胸郭は腸骨稜に引き寄せられ、胸郭と骨盤間だけでなく、胸郭内の可動性を著しく低下させている場合があります。     その次に、腹筋群の癒着。特に内腹斜筋と腹横筋間の癒着により、中位・下位胸郭の拡張性が制限され、後屈や回旋に大きな影響を及ぼします。もちろん外腹斜筋と肋骨弓との癒着、腹直筋と内腹斜筋との癒着なども治療対象とします。      拡張性が得られても胸郭の自由度を制限する要素とs知恵、側面における前鋸筋と広背筋、前鋸筋と長胸神経音癒着が挙げられます。これらは胸郭内運動を制限し、さらに肩甲帯や肩甲上腕関節の動きにも直接的な悪影響を及ぼします。      肩甲骨外側では、側臥位での睡眠習慣によって、広背筋と前鋸筋や大内転筋が癒着を起こしやすく、上方回旋を外側でブロックする役割を果たしています。これらの筋間を割創させ、広背筋を胸郭から離開させずに上方回旋を行える環境を整えます。場合によっては、胸背神経が広背筋と前鋸筋の滑走性を低下させていることもあります。     次に、肩甲骨内上角では、僧帽筋、肩甲挙筋、棘上筋にまたがる滑液包の存在、そして肩甲挙筋と後斜角筋や第1、第2肋骨およびその間に介在する内上角滑液包の癒着で、上方回旋に伴う内上角の下方への移動が制限されています。一方、肩甲骨内側では菱形筋と肩甲背神経の癒着により肩甲骨内転・下方回旋の機能が低下しやすく、上方回旋開始時のsetting phaseを失わせてしまいます。      前面では、大胸筋と上腕二頭筋短頭、長頭、広背筋停止部、烏口突起、小胸筋との癒着により、上方回旋に伴う大胸筋の内側への移動が制限されやすく、大胸筋が遠回りすることによる上方回旋および肩関節外転の制限が起こりやすい状態になります。大胸筋の内側への滑走性を改善して、これらの制限を取り除く必要があります。      さらに、腕神経叢は鎖骨下筋、第2,第3肋骨、小胸筋、広背筋などを接触しながら外側に向かうため、これらとどこで癒着を起こしてもおかしくない状態にあります。そして、腕神経叢の癒着は筋の癒着よりもさらに顕著な伸張性の低下を引き起こします。     このあと、肩甲上腕関節の可動性に対して、後部、腋窩部、前部、上部と滑走性の改善の治療を勧めていきます。手間のかかる作業ですが、これらを前部解決すると、高校生のようなしなやかな肩が蘇ります。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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骨盤底症状と骨盤底筋の癒着

女性の骨盤底は私の守備範囲外であるため、通常は女性セラピストを紹介しますが、今回は友人の紹介ということもあり特別にひきうけました。主訴は骨盤底筋に力を入れにくいことに加えて、骨盤底の「密かな悩み」がいろいろあるとのこと。     腹臥位で、尾骨の側方から内閉鎖筋と腸骨尾骨筋との間の滑走性を作ることにより、外側に引かれていた骨盤底筋を正中方向に戻すことを狙った治療を行いました。       仙骨が右傾斜し、尾骨は左方向に引かれていたので、内閉鎖筋と腸骨尾骨筋との癒着も左のほうが強い状態。右は尾骨から2cm程度腹側に、左は尾骨から1cm程度腹側に癒着(滑走限界)を触知。これを両側ともに4-5cmまで腹側にたどり閉鎖孔の内側縁を触知できる状態にまでリリースを行いました。     本人は普段から骨盤底筋エクササイズをされているピラティス指導者であり、力を入れなくても骨盤底筋が上昇し、中央に寄っていることが即座に感じられたようです。このような骨盤底筋の癒着を伴う機能低下は、運動療法のみで解決することは難しく、上記のようなリリースは極めて有効です。 できれば女性セラピストにこの技術を習得してもらうことが望ましく、「組織間リリース:産前・産後ケア」の講習内容に盛り込むことにしました。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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精密触診と組織間リリース(ISR)

PTになって20年、ここ数年ようやく「痛いところに手が届く」ことができるようになってきました。痛みの原因である末梢神経を特定したり、股関節関節包周囲にある癒着と痛みとを特定したり、主訴を触診で探りきることができるようになってきました。      その背景には、組織間リリースの技術を磨く中で、リリースで使う指先の面積を極力小さくすることに取り組んできたことが挙げられます。例えば、厚さ2mmの皮神経をリリースしようとすると、指先の末節骨に1mm程度の小さな点「リリースポイント」をつかってリリースを行う必要があります。そうしているうちに、小さな点で触診することは、リリースしなければならない癒着を見つける上で不可欠であることを痛感しています。      一方で、PTとしての過去を振り返ってみると、「痛いところに手が届かない」中で治療を続けてきた時期があまりにも長かったことが思い出されます。痛いところを特定せずに治療をすることは、痛みの正体がわからないまま、そして患者の主訴を厳密に特定せずに治療を行っていたことになります。今から思うと、とても未熟だったと言わざるを得ません。     ISRの技術は、指先を組織の間に滑り込ませて、末節骨遠位端を使って1mmの精度で疎性結合組織をリリース(解放)します。 その結果、あらゆる軟部組織(=皮下組織、筋、腱、神経、骨膜など)を対象として、組織間の癒着を解き、滑らかに動くよう改善させることができます。組織をつぶすことなく、溶かすように組織間の滑走性を改善させます。       こういう技術を教わる機会は、20年前にも10年前にもありませんでした。しかし、今であれば「精密触診」と「組織間リリース」という形でセミナーを受講することができます。これらの技術を若いときに身につけると、今後数十年間に渡って「痛いところに手が届く」評価と治療ができるようになります。      この技術を、一人でも多くのセラピストに伝え、正確に痛いところを探しきることができるようになってもらいたいと思い、以下のようなセミナーを企画しました。 ■股関節・骨盤編 大阪会場 日にち:4月13日(土)、5月18日(土)、6月9日(日)    ■初級編 東京会場 日にち:5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土)    ■初級編 名古屋会場 日にち:7月14日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)    ※時間は9:30-16:30。 ※受講料は日本健康予防医学会の会員様は86,400円(税込)、非会員様は108,000円(税込)です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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【2019年度 組織間リリース(ISR)セミナー受講者募集中】

ISR®の技術は、指先を組織の間に滑り込ませて、末節骨遠位端を使って1mmの精度で疎性結合組織をリリース(解放)します。 その結果、あらゆる軟部組織(=皮下組織、筋、腱、神経、骨膜など)を対象として、組織間の癒着を解き、滑らかに動くよう改善させることができます。 組織をつぶすことなく、溶かすように組織間の滑走性を改善させます。       ■股関節・骨盤編 大阪会場 日にち:4月13日(土)、5月18日(土)、6月9日(日)    ■初級編 東京会場 日にち:5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土)    ■初級編 名古屋会場 日にち:7月14日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)    ※時間は9:30-16:30。 ※受講料は日本健康予防医学会の会員様は86,400円(税込)、非会員様は108,000円(税込)です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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組織間リリースセミナー初級編の第1日目を開催しました。

3日コースのカリキュラムの枠組みは前回と同様ですが、いくつか強調した点があります。潜在意識や先入観、そして過去に習得した技術を一旦忘れてもらうことが重要です。 精密触診という概念をしっかりと伝えました。実技でもその部分を強調したところ、リリースの前に精密触診を強く意識することで、多くの受講者が丁寧に触ることがかなり早い段階でできるようになりました。     もう一つは、指の中のリリースポイントをターゲット面に当てる際に、ターゲット面を1mm以上凹ませてはいけないことも強調しました。大腿動脈のような柔らかいもの、また腹横筋のように押せばかなり深く沈んでいくものでも、1mm以上凹ませないことを意識してもらいます。その結果、リリースポイントの軌道がターゲット面上から外れないようになり、驚くほど弱い力でスルリと剥がれていきます。         受講者の指を持って中殿筋と小殿筋の間のリリースを行う際、リリースポイントを小殿筋を凹ませないようにするだけで圧倒的にリリースのスピードが向上し、上殿神経の精密触診もできるようになります。リリースする方向だけでなく垂直方向についても1mmを厳守することが重要です。     指の使い方は人それぞれ癖があります。そのくせを壊さない限り新しい技術は習得できない場合があります。今回、母指を使ってリリースを行う場合は、リリースポイントよりも橈骨茎状突起が前方に(母指の進行方向)に位置することで、末節骨とターゲット面の垂直の関係を保つことに気づきました。リリースポイントが先に行くと、必ずリリースポイントはターゲット面から離れてしまいます。       そして、当然ですが与えている痛み、そしてリスク管理にも強い意識付けを行います。弊害と効果のバランスとして見たときに、圧倒的に効果のほうが大きいことが不可欠です。     組織間リリースセミナー(3日コース)は、初級編、中級編、産前・産後ケアの3つがありますが、今後、さらに部位別のISR3日コースなどを立ち上げて行く必要があると考えています。足関節や肩関節だけでも3日間程度は必要になります。年間スケジュールに落とし込むのは大変な作業になりますが、皆さんからの要望(ニーズ)にはできるだけ応える形にいたします。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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CSPT2018東京:膝関節編 を開催しました。

膝関節のリアライン(歪み治療)はある意味リアライン・コンセプトの原点でもあり、最初に取り組んだ部位でもあります。以前の職場で多くの症例を経験したのが、下腿外旋拘縮を呈する変形性膝関節症とACL再建術後でした。そしてこれらを治療しているうちに、膝伸展機構の疾患や半月板損傷など他の膝疾患でも下腿外旋拘縮がとても多いことに気付かされました。 今日のスライドの中に、当時3ヶ月かかって下腿外旋拘縮を治療した症例の写真がありました。当時としては膝伸展位でのアライメントの改善を果たすための方法論が確立していなかったため、運動療法や徒手療法の試行錯誤を繰り返していました。      現在では、同じ効果を得るために要する時間は10分間程度に短縮し、その後2-3時間かけてさらにアライメントの最適化を図るようになりました。その原因は、組織間リリースの技術が大幅に向上したことにつきます。すなわち、拘縮治療が向上したことによってもたらされたことは間違いありません。      皮下組織(superficial fascia)のリリース、総腓骨神経と腓腹筋外側頭のリリース、大腿二頭筋と関節包のリリースなどの技術が格段に進歩したことなど、たくさんの進歩の歴史があります。さらに細かいことをいうと、下腿外旋位で直線上にあった脛骨神経や膝窩動・静脈が、外旋位を矯正することによって曲げられてしまい遠回りします。これを新たなアライメントにおいて直線状になるように関節包などからリリースする必要があります。     また膝蓋大腿関節では、屈曲位の膝蓋骨外方偏位を治すために中間広筋の深層までリリースする指が届くようになり、確実に屈曲域の外方偏位を修正できるようになりました。      以上は、約20年かけて得られた進歩であり、あまりにも遅すぎる変化です。しかし、セミナー受講者を通じて多くの膝疾患患者の利益になると考えると、価値のある歴史であったとも思えます。というわけで、受講者の皆さんには、地道に膝関節のリアラインに取り組んでいただき、健康な膝を取り戻す治療技術を習得していただきたいと念願しています。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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斜膝窩靱帯と半膜様筋のinferior arm

膝後内側の拘縮に対して組織間リリースを行うとき、最初に腓腹筋内側頭から半腱様筋腱をリリースして両筋間に隙間を確保します。 次に腓腹筋内側頭を外側にリリースします。この時、上下に柵状に伸びる組織を触知することがあります。まれに強い痛みを有する人がいます。 左右に1.5cm程度の柵状の腱で、その内側縁を近位方向に辿ると半膜様筋につながります。外側縁を辿ると外顆に向かいます。このことから半膜様筋のinferior band と斜膝窩靱帯が合流した腱であることが推測されます。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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