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組織間リリース

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精密触診と組織間リリース(ISR)

PTになって20年、ここ数年ようやく「痛いところに手が届く」ことができるようになってきました。痛みの原因である末梢神経を特定したり、股関節関節包周囲にある癒着と痛みとを特定したり、主訴を触診で探りきることができるようになってきました。      その背景には、組織間リリースの技術を磨く中で、リリースで使う指先の面積を極力小さくすることに取り組んできたことが挙げられます。例えば、厚さ2mmの皮神経をリリースしようとすると、指先の末節骨に1mm程度の小さな点「リリースポイント」をつかってリリースを行う必要があります。そうしているうちに、小さな点で触診することは、リリースしなければならない癒着を見つける上で不可欠であることを痛感しています。      一方で、PTとしての過去を振り返ってみると、「痛いところに手が届かない」中で治療を続けてきた時期があまりにも長かったことが思い出されます。痛いところを特定せずに治療をすることは、痛みの正体がわからないまま、そして患者の主訴を厳密に特定せずに治療を行っていたことになります。今から思うと、とても未熟だったと言わざるを得ません。     ISRの技術は、指先を組織の間に滑り込ませて、末節骨遠位端を使って1mmの精度で疎性結合組織をリリース(解放)します。 その結果、あらゆる軟部組織(=皮下組織、筋、腱、神経、骨膜など)を対象として、組織間の癒着を解き、滑らかに動くよう改善させることができます。組織をつぶすことなく、溶かすように組織間の滑走性を改善させます。       こういう技術を教わる機会は、20年前にも10年前にもありませんでした。しかし、今であれば「精密触診」と「組織間リリース」という形でセミナーを受講することができます。これらの技術を若いときに身につけると、今後数十年間に渡って「痛いところに手が届く」評価と治療ができるようになります。      この技術を、一人でも多くのセラピストに伝え、正確に痛いところを探しきることができるようになってもらいたいと思い、以下のようなセミナーを企画しました。 ■股関節・骨盤編 大阪会場 日にち:4月13日(土)、5月18日(土)、6月9日(日)    ■初級編 東京会場 日にち:5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土)    ■初級編 名古屋会場 日にち:7月14日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)    ※時間は9:30-16:30。 ※受講料は日本健康予防医学会の会員様は86,400円(税込)、非会員様は108,000円(税込)です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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【2019年度 組織間リリース(ISR)セミナー受講者募集中】

ISR®の技術は、指先を組織の間に滑り込ませて、末節骨遠位端を使って1mmの精度で疎性結合組織をリリース(解放)します。 その結果、あらゆる軟部組織(=皮下組織、筋、腱、神経、骨膜など)を対象として、組織間の癒着を解き、滑らかに動くよう改善させることができます。 組織をつぶすことなく、溶かすように組織間の滑走性を改善させます。       ■股関節・骨盤編 大阪会場 日にち:4月13日(土)、5月18日(土)、6月9日(日)    ■初級編 東京会場 日にち:5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土)    ■初級編 名古屋会場 日にち:7月14日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)    ※時間は9:30-16:30。 ※受講料は日本健康予防医学会の会員様は86,400円(税込)、非会員様は108,000円(税込)です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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組織間リリースセミナー初級編の第1日目を開催しました。

3日コースのカリキュラムの枠組みは前回と同様ですが、いくつか強調した点があります。潜在意識や先入観、そして過去に習得した技術を一旦忘れてもらうことが重要です。 精密触診という概念をしっかりと伝えました。実技でもその部分を強調したところ、リリースの前に精密触診を強く意識することで、多くの受講者が丁寧に触ることがかなり早い段階でできるようになりました。     もう一つは、指の中のリリースポイントをターゲット面に当てる際に、ターゲット面を1mm以上凹ませてはいけないことも強調しました。大腿動脈のような柔らかいもの、また腹横筋のように押せばかなり深く沈んでいくものでも、1mm以上凹ませないことを意識してもらいます。その結果、リリースポイントの軌道がターゲット面上から外れないようになり、驚くほど弱い力でスルリと剥がれていきます。         受講者の指を持って中殿筋と小殿筋の間のリリースを行う際、リリースポイントを小殿筋を凹ませないようにするだけで圧倒的にリリースのスピードが向上し、上殿神経の精密触診もできるようになります。リリースする方向だけでなく垂直方向についても1mmを厳守することが重要です。     指の使い方は人それぞれ癖があります。そのくせを壊さない限り新しい技術は習得できない場合があります。今回、母指を使ってリリースを行う場合は、リリースポイントよりも橈骨茎状突起が前方に(母指の進行方向)に位置することで、末節骨とターゲット面の垂直の関係を保つことに気づきました。リリースポイントが先に行くと、必ずリリースポイントはターゲット面から離れてしまいます。       そして、当然ですが与えている痛み、そしてリスク管理にも強い意識付けを行います。弊害と効果のバランスとして見たときに、圧倒的に効果のほうが大きいことが不可欠です。     組織間リリースセミナー(3日コース)は、初級編、中級編、産前・産後ケアの3つがありますが、今後、さらに部位別のISR3日コースなどを立ち上げて行く必要があると考えています。足関節や肩関節だけでも3日間程度は必要になります。年間スケジュールに落とし込むのは大変な作業になりますが、皆さんからの要望(ニーズ)にはできるだけ応える形にいたします。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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CSPT2018東京:膝関節編 を開催しました。

膝関節のリアライン(歪み治療)はある意味リアライン・コンセプトの原点でもあり、最初に取り組んだ部位でもあります。以前の職場で多くの症例を経験したのが、下腿外旋拘縮を呈する変形性膝関節症とACL再建術後でした。そしてこれらを治療しているうちに、膝伸展機構の疾患や半月板損傷など他の膝疾患でも下腿外旋拘縮がとても多いことに気付かされました。 今日のスライドの中に、当時3ヶ月かかって下腿外旋拘縮を治療した症例の写真がありました。当時としては膝伸展位でのアライメントの改善を果たすための方法論が確立していなかったため、運動療法や徒手療法の試行錯誤を繰り返していました。      現在では、同じ効果を得るために要する時間は10分間程度に短縮し、その後2-3時間かけてさらにアライメントの最適化を図るようになりました。その原因は、組織間リリースの技術が大幅に向上したことにつきます。すなわち、拘縮治療が向上したことによってもたらされたことは間違いありません。      皮下組織(superficial fascia)のリリース、総腓骨神経と腓腹筋外側頭のリリース、大腿二頭筋と関節包のリリースなどの技術が格段に進歩したことなど、たくさんの進歩の歴史があります。さらに細かいことをいうと、下腿外旋位で直線上にあった脛骨神経や膝窩動・静脈が、外旋位を矯正することによって曲げられてしまい遠回りします。これを新たなアライメントにおいて直線状になるように関節包などからリリースする必要があります。     また膝蓋大腿関節では、屈曲位の膝蓋骨外方偏位を治すために中間広筋の深層までリリースする指が届くようになり、確実に屈曲域の外方偏位を修正できるようになりました。      以上は、約20年かけて得られた進歩であり、あまりにも遅すぎる変化です。しかし、セミナー受講者を通じて多くの膝疾患患者の利益になると考えると、価値のある歴史であったとも思えます。というわけで、受講者の皆さんには、地道に膝関節のリアラインに取り組んでいただき、健康な膝を取り戻す治療技術を習得していただきたいと念願しています。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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斜膝窩靱帯と半膜様筋のinferior arm

膝後内側の拘縮に対して組織間リリースを行うとき、最初に腓腹筋内側頭から半腱様筋腱をリリースして両筋間に隙間を確保します。 次に腓腹筋内側頭を外側にリリースします。この時、上下に柵状に伸びる組織を触知することがあります。まれに強い痛みを有する人がいます。 左右に1.5cm程度の柵状の腱で、その内側縁を近位方向に辿ると半膜様筋につながります。外側縁を辿ると外顆に向かいます。このことから半膜様筋のinferior band と斜膝窩靱帯が合流した腱であることが推測されます。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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上肢のリンパ管リリース

5分間ほどですが、初めて上肢のリンパ管リリースを実施してみました。実施前の写真がなく残念ですが、右上肢のみにリリースを行った結果、左右差が写真でも分かるレベルで確認されました。 椅子坐位で上肢を外転位に保持しつつ、左手で上腕二頭筋側の皮下脂肪をつまむようにして上腕三頭筋側の皮下脂肪に緊張を与え、右手でリンパ管を探しながらリリースを実施しました。腋窩ではなく、臼蓋から5-10cmの範囲で放射状にのびるリンパ管を3本程度リリースを行いました。 リンパ管の同定は滑走限界を見つけることによってしかわかりません。皮下脂肪内で一箇所滑走限界を見つけたら、それをリリースしつつ遠位にたどっていくことができます。      実施中、リリースを行うと上腕二頭筋側の皮下脂肪が弛み、皮膚が上腕二頭筋側に移動できる状態になってきます。最初は圧倒的に皮下脂肪厚が少ないのが、徐々に上腕三頭筋側から上腕二頭筋側に皮下脂肪が移動したように均等になっていきます。つまり、皮下脂肪と数本のリンパ管とが癒着しつつ皮下脂肪が上腕三頭筋側に引き寄せられて固定されていることが推測されました。       さて、これを何に活かせるでしょうか? 美容的に意味があるのはもちろんですが、それはSalon de joiにて実施します。治療的には、肩疾患治療において腋窩部の皮膚や皮下脂肪の緊張を低下させることができるため、肩関節周囲炎などの肩疾患、そしてオーバーヘッドスポーツやゴルフなどのスイング動作の改善にも役に立つかもしれません。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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組織間リリース最後のターゲット

リアライン・コンセプトに即した治療を行うにあたって組織間リリースの進化は不可欠でした。筋間などを中心に、大きな組織間のリリースを中心に技術を高め、またその習得に向けた学習過程を構築してきました。 Fasciaとの格闘を繰り返す中で、可動域回復を妨げているsuperficial fasciaやdeep fasciaの癒着の治療法を進化させる必要がありました。その中で、疎性結合組織の一本目の線維を切離することを意図した弱く繊細な技術を作ることができました。        さらに入り口のない深層であっても、筋間を分け入る方法に加えて、表層の筋を貫くように指先を深層に到達させて、三角筋と三角筋下滑液包とのリリース、内腹斜筋と腹横筋とのリリースなどを行えるようになって来ました。        鏡視下術で組織間リリース後の様子を観察したことにより、瘢痕組織に対する意識が高まり、そのうちに正常組織と瘢痕組織を指先で嗅ぎ分けることができるようになってきました。     近年、ハイドロリリースとの出会いにより、末梢神経のリリース技術が飛躍的に向上しました。その結果、靱帯に入る関節枝や細い皮神経、さらには内閉鎖筋の深層にある大腿方形筋神経などのリリースもできるようになってきました。さらには、坐骨神経や腕神経叢などの神経鞘内のリリースも行えるようになり、神経鞘の内部と外部とのリリースを使い分けることができるようになってきました。     下肢の関節疾患の治療で、どうしても浮腫が機能回復を妨げている症例が多いことから、浮腫対策についても少しずつ取り組んで来ました。鼠径靱帯下における大腿静脈の扁平化が改善できることで、静脈の還流量を増大させることができるようになってきました。     そして、今回15年ものの下腿の浮腫に対して、リンパ管のリリースに取り組みました。リンパ管の解剖書を入手し、ルートを推測しながらリリースを試みた結果、直径1mm以下で非常に柔らかく存在感の乏しいリンパ管そのものの触知は困難ですが、リリースしようとしたときに引っかかる感触(滑走限界)は他の組織と同様に鮮明に感じ取ることができました。     そこで、鼡径部の大腿動脈の周囲にあるリンパ管を同定しながらリリースし、また内転筋や縫工筋周囲、膝窩部から腓腹筋中央部の表層などのリンパ管をリリースしてみたところ、この写真のような効果を得ることができました。     リンパ管が「最後」のターゲットになるかどうかはわかりませんが、今のところターゲットとして無視するわけには行かないと考えています。      現時点で、組織間リリースの効果として滑走性、可動域、痛み、神経症状、浮腫などの臨床症状の変化は確認できますが、組織学的な変化を捉えることができていないため、あくまでも現象としての効果を検証するのみになっています。組織学的な検証を行うことが次の目標になりそうです。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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リンパ管の解剖と組織間リリース

リンパ浮腫において下肢周径が2-3倍に拡大することは知られています。この場合は外科的処置で鼡径部のリンパがダメージを受けることが原因であることがわかっています。一方、健常者の浮腫においてどの部分のリンパがどの程度影響を持つのかはわかっておらず、治療上もほとんど考慮していませんでした。そこでリンパの解剖書が必要ということになり、この本を買ってみました。 下肢のリンパ管を造影したX線写真をみると、鼡径部から大腿内側、下腿内側から徐々に外側へ拡散する様子がわかります。解剖アプリと照合すると、かなりリンパ管の本数が少なく描かれており、やはり詳しい解剖書をみて正確に理解する必要があります。      鼠径靱帯遠位で、大腿静脈の内側の皮下組織内で細い脈管を探りあて、そこから恥骨筋前面、縫工筋上、鵞足前方あたりまでリンパ管をの滑走性を改善するようにリリースを行ったところ、4枚の写真の<左下>から<右下>のような変化が生じました。 ちなみに <左上>→右下腿superficial fasciaのリリース→ <右上>→大腿静脈・膝窩静脈のリリース→ <左下>→両大腿部リンパ管リリース→ <右下> という手順です。左上から右下までの期間は5ヶ月間、治療回数は3回です。両大腿部のリンパ管のリリースで両下肢にかなりの変化が生じましたが、事前にsuperficial fasciaのリリースを行っていた右下腿の方がより効果が高いようです。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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「関節疾病予防専門部会」における妊娠中・産後の愁訴への取り組み

私達は「関節疾病予防」という観点で、妊娠中から産後の女性の運動器の痛みや不安定性、しびれ、その他の不快感の治療法の進歩に取り組んでいます。つまり、これらは診療科としては整形外科を受診する病態ですので、整形外科と連携するセラピストに向けて治療法を発信したいと考えています。 出産前後に起こる代表的な痛みとしては、股関節痛、仙腸関節障害や恥骨部痛など骨盤周囲の問題が挙げられます。骨盤のマルアライメントや不安定性の大部分は、これまでのリアライン・コンセプトでの骨盤治療法によって解決できます。つまり、確実に治せる症状が大部分を締めています。     育児によって起こる問題として、重度な肩こりや上背部痛、上肢のしびれなどが挙げられます。これらには副神経、肩甲背神経、腕神経叢などの癒着に関連するものが多く、組織間リリースによりほぼ治療可能です。     さらには、体型改善も重要視しています。骨盤上部の離開、中位・下位胸郭の挙上などは、出産に関わる典型的な体型変化としてなかなか修正できません。しかし、これらを確実に修正しておくことは、妊娠前の体型・スタイルを取り戻すだけでなく、妊娠前のアライメントと運動機能を取り戻すために不可欠です。したがって、「体型改善」=「機能改善」と位置付けて、各種のセミナーにも盛り込むべき内容と考えています。        以上に対して、対症療法としての組織間リリースは、ほぼすべての疼痛を解消させることができます。さらにその効果を持続あっセルためには、メカニズムに対する治療(原因因子の治療)を確実に進める必要があります。とくに筋や神経などの癒着がもたらす組織の緊張は骨盤のマルアライメント、胸郭のマルアライメントを作ることから、十分な治療が必要です。そのためにも、組織間リリースの技術は不可欠と癒えます。      2-3月には東京で、組織間リリース初級編:周産期ケアを開催します。これは約2ヶ月間に開催する3回のセミナーにより、上記のような症状に対する治療技術を習得していただきます。加えて、今後は全国で1-2日間のセミナーの開催も計画しています。より手軽にリアライン・コンセプトに基づく治療法を習得していただけるよう、徐々に活動範囲を広げて行こうと思います。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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産後の臥位での下肢の重だるさと後大腿皮神経

産後数ヶ月間に渡り、背臥位などの臥位で下肢のだるさが著明となる症例。下肢に目立つ浮腫はなく、血行の異常はなさそう。だるさは大腿から下腿の後面に限局。 坐骨神経を梨状筋深層から遠位にたどったところ、症状の誘発は認められず。次にその内側で後大腿皮神経をたどってみたところ、内閉鎖筋上で下腿内側にヒンヤリした異常感覚を誘発。左右ともに同様の症状であった。 だるさは再現できないものの、下肢後面の異常感覚の原因になりうることから、この神経をリリース。その後、2-3日間は下肢のだるさの再発は無いとのことで、一定の効果が得られました。         後大腿皮神経は内閉鎖筋から坐骨結節付近を抜けて大腿後面に出てくるので、椅子坐位(洋式便所)などで圧迫されて大腿後面の感覚鈍麻を誘発することがあります。背臥位での圧迫となると、もっと近位で梨状筋から内閉鎖筋付近の癒着の影響が考えられます。下肢に広がる異常感覚についても、正確に支配神経をたどってみることで症状が再現されます。これらも徒手療法の対象として位置づけられそうです。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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