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リアラインブログ・ニュース

組織間リリース

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足首のねんざの後遺症対策

「一度作られた癒着を解消するには」     癒着の強さにはいろいろなレベルがあり,本来滑るべきものが滑らなくなった状態を指します。例えばねんざのあと,内くるぶしの後ろにある腱が滑りにくくなることも立派な癒着です。       ごく軽度の癒着はストレッチなどの運動によって改善する場合があります。子供のときにストレッチを日々繰り返すと,徐々に柔軟性が改善する場合などがこれにあたります。柔軟性の変化は,軽度な癒着が徐々に剥がれることによって起こる滑りやすさの変化と,伸びにくい筋肉などが少しずつ伸びやすくなることとが組み合わさって起こるものです。        足首の背屈制限が起こってしまい,足首の前が詰まるようになると,内くるぶしの後ろに癒着が起こっていると考えて間違いありません。これは内くるぶしの後ろを通る3本の腱が,関節包などにくっついてしまった状態を指します。     これに対して,「関節モビライゼーション」という方法を使うと,足首の後ろ側の関節包を少しずつ広げていくことができますが,これによって癒着が剥がれるわけではないので,一晩寝たらもとに戻ります。ストレッチは,先に足首の前の骨がぶつかってしまうので,十分に癒着の部分を引き剥がすような作用はありません。        そういう状態に対して試行錯誤を重ねた結果,癒着した腱を一本ずつ滑らせていく「組織間リリース」という方法を見つけました。指先の骨の一角をつかって,腱と靱帯との間に入り込んだ結合組織というものを1mmずつこすり取るような技術です。これを習得すると,どこが癒着しているのかがわかるようになり,それを少しずつ剥がしていくことができるようになります。      組織間リリースはとても高度な技術で,容易に習得できるわけではありません。しかし,スポーツ現場で活動するトレーナーが習得すると,最も早期に癒着に対する治療ができるようになり,アスリートにとっては100%の機能回復を得る上で,とても強力な武器を手にすることになります。        組織間リリース(ISR)セミナーという3日セットのセミナーを開催しています。3日間セットで出席していただく必要がありますが,今週末の22日から京都での3回シリーズが始まります。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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組織間リリースの垂直方向の力

以前の投稿で書き忘れました。 組織間リリースの垂直方向の力は、妊婦さんのお腹が凹まないくらい。胎児がびっくりして目を覚まさないように進めていきます。       腹直筋の裏側の面をたどるようにして指先を移動させるので、その深部の筋を押し込む必要は一切ありません。圧よりも深さを確保し、その面状を指先が辿っていれば、「滑走限界」が鮮明に感じられ、「リリース感」も同様に感じられます。その結果、腹直筋はどんどん内側に向かって剥がれていくのがわかります。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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妊娠後期のコンディショニング1 「脚がむくむ」

妊娠9ヶ月目に入り下肢のむくみに耐えられないとのこと。確かに下腿遠位部から足部にかけてかなり浮腫んでいます。    胎児が骨盤内の血管を圧迫することも考えられますが、先ず手の届くところとして大腿静脈を内側広筋の深層および大腰筋の浅層でしっかりと癒着から解放しました。また大腿静脈を恥骨上枝の近位(骨盤内の入口部分)でも外側に向けて移動させるようにリリースし、血流を改善させます。 こちらの動画 は大腿静脈のリリース、 こちらの動画 は大腰筋上での大腿静脈のリリースです。          これにより、下肢の血液が近位に一気に流れ込むことが感じられたそうです。もちろん、下腿遠位部の浮腫も軽減。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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副神経リリース

頸部・上背部痛の治療の際に、僧帽筋の裏側で見つけた神経は副神経でした。肩甲挙筋や棘上筋内側部にも触れている滑液包に副神経が巻き込まれていました。いきなり神経を剥がすのではなく、滑液包を分離することを先行させて、慎重に神経にアクセスしなければなりません。     僧帽筋と菱形筋あたりに痛みを発する場合に、それぞれの筋の滑走不全を治療していました。それなりに症状は軽減しますが、どうもすっきりしないこともあります。副神経の探索は、JOSKASでの皆川先生の講演で頂いたヒントを元に、僧帽筋下の神経を探してみたところ、2箇所の症状に対して効果が得られる神経の癒着を見つけることができました。     今回、患者さんに説明したのは、「ぶどうを潰さないくらいの力しか使わない」ということでした。症状のない部位であれば、痛みを全く感じないくらいの力です。弱い力で、指先のセンサーの感度を高めて治療を行います。     エコーでの検証は未実施ですが、筋間の癒着の治療において、その間に挟まれている神経の存在を確認することが望まれると強く感じています。ISR上級編では、筋間の神経を正確に見つけることをテーマにしようかと考えています。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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組織間リリースが進化し、ハイドロリリースや鏡視下デブリドメントと比較

組織間リリースが進化し、ハイドロリリースや鏡視下デブリドメントと比較することが増えてきました。       筋、末梢神経、滑液包、骨膜、脂肪体、靱帯、あらゆる組織の痛みが癒着を剥がすことによって消失する。偏頭痛やリンパ節の痛みもどうにかなる。     多くの例において、薬理作用も電解質も必要なく、指さえ届けばなんとかなる。神秘的! (=非科学的)     そして、まだまだ取り切れない痛みもたくさん。まだまだ進化が必要。   ちなみに写真は肩甲下筋の下縁を上方にリリースしている場面で、痛みの治療ではなくマルアライメンントの治療中です。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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ハイドロリリース vs ISR

ハイドロリリースのレクチャーを聴きながら、組織間リリースとの関係をいろいろ考えます。注入する水の量によっても違うと思いますが、末梢神経の癒着の範囲の大きさに効果が影響されるのではないかと思われます。10cmに渡って癒着がある場合、その一部でも残っていると神経の滑走性は制限されたままで症状がぶり返す例も多いように思われます。     以前何度か書いた脛骨神経障害の例では、梨状筋から下腿遠位部(外果上10cm)まで広範囲に複数箇所の癒着が認められ、それらがすべてリリースされてようやく症状が落ち着きました。この例は特殊かもしれませんが、広範囲の癒着に対して触診でそれを見極めていく手順はとても重要であると思います。      一方で、私も広範囲のリリースに慣れてしまっているので、ピンポイントの病巣を見つけることに強いこだわりを持ってはいませんでした。しかし、治療時間の短縮や治療ターゲットの特定の精度を高めるためには、エコーでピンポイントで問題の箇所を見つけるトレーニングを積む必要があると痛感しています。     そうなると、私と一緒に移動してくれるエコーが必要。JOSKASの企業展示では、100~200万円程度のポータブルなものが複数展示されており、使ってみたくなりました。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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徒手的組織間リリースの治療効果

原稿タイトル「徒手的組織間リリースの治療効果」   明日脱稿できるようにもうひと頑張り。この1-2時間の粘りが明日の夜の烏龍茶(ビールではなく)を美味しくしてくれる。     アブストラクト  組織間リリース(ISR)は、組織間を連結する疎性結合組織や瘢痕組織を、末節骨先端部でこするようにしてリリースする技術である。ISRは筋、皮下組織(superficial fascia)、腱、骨膜、靱帯、関節包、神経、滑液包、脂肪体などあらゆる組織に適用される。その目的は、拘縮治療、マルアライメントの矯正、神経絞扼障害や慢性疼痛治療に及ぶ。その臨床的意義は、鏡視下での瘢痕に対するデブリードメントやハイドロリリースと比較される。ISRの利点は、ターゲットとなる組織の状態や誘発される症状を「触診」により把握できること、関節拘縮のように広範囲の組織の癒着が関与する場合にも時間が許す限り広範囲にリリースを実施できること、関節肢位に応じて変化する軟部組織の走行を正常化できることなどである。一方で、エコーと同時使用ができないこと、治療に時間を要すること、技術習得に時間を要することなどが課題である。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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