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膝関節

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膝蓋大腿関節疾患の治療

CSPT(クリニカルスポーツ理学療法)では主に脛骨大腿(FT)関節のリアラインにより正常なスクリューホーム運動を回復させることを中心とした講習をしています。これにより、半月板や靱帯などへのストレスを減弱させ、他動運動を正常化していくことができます。      一方で、FT関節の理想的なキネマティクスが回復したとしても、膝蓋骨のアライメントの改善が必須となるような病態が存在します。膝屈曲中の脱力感、膝蓋骨周囲の痛みなどが該当します。     片脚スクワットやランジ動作において膝前面痛が出現するとき、次のようにして病態を絞り込んで行きます。 1)膝蓋骨周囲の圧痛を徹底的に探す 2)膝蓋下脂肪体のインピンジメントによる痛みの有無を確認 3)膝蓋骨の外方偏位を含むマルアライメント関連する症状の有無を確認     1)と2)が否定される時、屈曲に伴う膝蓋骨外方偏位があるとそれを増強させるような刺激を加えます。 例えば、片脚スクワットやランジでは、股関節外側の筋などの緊張により、腸脛靭帯や外側広筋の緊張が増強して、膝蓋骨の外方偏位が助長されます。これに対して、下腿内旋を伴うような、例えばバランスシューズ上でのランジ動作などでは疼痛が減弱します。つまり、荷重時の下肢アライメントに影響を受ける大腿外側の筋の緊張により症状が変化します。     また、リアライン・コアで骨盤を固定すると、股関節周囲の筋が緩むため、これだけで片脚スクワットの疼痛が減弱することもあります。以上のように、骨盤股関節からの影響は無視することができない影響を持ちます。しかし、それだけでは治療の完成度は高いとはいえません。     端坐位や背臥位において膝蓋骨の外方偏位を改善する上で、最も効果的なのは外側広筋の外側縁周囲および中間広筋の外側縁周囲のリリース、さらには膝蓋骨の下方への滑走性を制限する膝蓋上嚢上端部のリリースが著効を呈します。まずは非荷重位で膝蓋骨のアライメントを「目に見える形で」改善することが不可欠です。その上で、荷重位の問題を隣接関節からの影響を含めて解明し、その問題の解決を図ります。     本日のセミナーでは、屈曲位の膝蓋骨外方偏位に絞って治療法を解説し、実技を実施しました。実技の種類を減らしたことにより、十分時間をとって治療に取り組んでいただいたこともあり、セミナー後の満足度も高かったようです。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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膝伸展機構

膝伸展機構といえば、中間広筋と膝蓋上嚢の癒着の治療が不可欠。この癒着を剥がすことで膝蓋骨のアライメント、屈曲方向へのトラッキングを改善するとともに、セッティングや完全屈曲位の不快感・締めつけ感を解消できます。     膝蓋下脂肪体をリリースすることも多いのですが、これは未熟な状態ではおすすめできません。脂肪体に挫滅・炎症を作らないように極めて丁寧に、横靭帯や膝蓋腱、腸脛靱帯などの可動性を獲得させていく必要があります。     そういえばJOSKASで久しぶりにあったドクターとの会話で、脂肪体を尖った器具で潰しまくる「挫滅マッサージ」を患者にやらせる施設があるという話題になりました。そんなことをすると脂肪体炎を作り、癒着だらけの脂肪体になってしまいます。伸展制限、不完全なセッティング、屈曲制限、大腿四頭筋筋力の回復不能、など恒久的な機能低下を招きます。治療成績が悪いことに早く気づくべき。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

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