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リアラインブログ・ニュース

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産前産後 精密触診 組織間リリース

尿もれ対策としての膀胱周囲の癒着への組織間リリースが生理痛に著効!

産前・産後ケアの中で、どうしても話題に出るのが腹圧性尿失禁です。この症状は、産後女性の50%程度、全女性の30%が経験するとも言われています。ちょっと跳んだりくしゃみなどで尿が漏れるため、その不安と恐怖感で社会生活が大きく制限されます。医学的に重病とは認識されませんが、生活にたいへん大きなインパクトのあるトラブルであると言えます。      産後の女性の膀胱は、妊娠中の子宮の拡大によって下方に圧迫されるとともに子宮と癒着し、産後は子宮の縮退によってさらに膀胱も下方に引き下げられています。恥骨上端から膀胱上端までの距離は、触診によると正常(未産婦)で5-6cm、産後では1-2cmと大きく下制します(今後MRIなどによる測定が必要)。このように膀胱が下制し、尿道がたわんだ状態となってしまうことが尿もれの一因であると推測しています。これに対して、膀胱周囲の癒着を丁寧に徒手的にリリースすると膀胱は恥骨上5-6cmにまで上昇し、多くの場合尿もれも改善します。      さて、今日の本題は尿もれではなく、膀胱と子宮の癒着が生理痛にもたらす影響についてです。膀胱周囲のリリースをするとき、膀胱と子宮との間の癒着も触れることがあり、それをリリースしようとすると生理痛と同様の下腹部への関連痛を訴える方が多いことに気づきました。そのような場合、通常の生理痛が強く、痛み止めの服薬が不可欠という方が多いようです。そして、その癒着のリリースを終えると、次の月経時の下腹部への関連痛が大きく軽減することが経験されました。      それであれば、子宮周囲を探ってみて一通りの痛みを触知し、全ての痛みの部位に対してリリースすると生理痛が大きく改善できるのではないかと考えました。周産期ケア勉強会の参加者中で特に生理痛に困っておられる方の子宮周囲を触診してみると、子宮体と膀胱や腹横筋との間、さらには卵管周囲、卵巣周囲、そして後方のダグラス窩(子宮と直腸の間)などにも疼痛がありました。これをNRS3程度に収まるように丁寧にリリースして、その後の経過を報告してもらいました。 ● Kさんは20年間続けてきた服薬が初めて0錠となったとのことで、とても喜んでおられます。以下は、2回リリースを行った次の月経時の報告です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日から生理がはじまりました。昨日今日と、一度も内服せずに過ごしています。  痛みはありますが、NRSは昨日は6、今日は4程度です。痛みも持続的ではなく断続的なので楽な時間帯もあります。  本当は、昨日嬉しすぎて先生にご連絡しようかと思ったのですが、今日まで経過を見ていたところでした。 本当に本当にありがとうございます。20年以上内服してきて、初めて内服せず過ごせて感動しています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        ● Sさんは高校生の頃から月経5日間で15錠の服薬が必要だったのが3錠程度にまで減薬できました。以下は、治療後2回目の月経時のコメントです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日で生理3日目なのですが、やはり1日目の痛みのみです。2日目は予防程度に1錠使用したくらいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ● Mさんも中学生からずっと生理痛が強く、産後にはNRS10という耐え難い痛みだったとのことですが、薬が9錠から0錠になりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 治療後、2回目の生理がきました。 生理前症状はほとんどありませんでした。通常なら今日が一番しんどい2日目なんですが、今お腹の痛みが6/10ぐらいで、薬を飲むか飲まないか迷う感じです。腰痛は今のところ大丈夫そうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        これまでのリリースによりわかったことは以下のとおりです。 ・生理痛の関連痛の範囲は、子宮・卵管の前面のリリース時痛がある人では下腹部に、後面のリリース時痛がある人では腰仙部に生じる。 ・卵巣周囲のリリース時痛は生理痛ではなく、排卵痛と関連がある。 ・癒着があってもリリース時痛がない場合は月経時の関連痛が極めて弱く、範囲も狭い。 ・癒着がありリリース時痛がある場合は、月経時の関連痛の程度が強く、範囲が広く、またその持続期間が長い。 ・リリースをした場合、月経1日目の痛みには著効を示さない場合があるが、2日目以降は大きく改善する。 ・子宮外壁の形態的異常を触知することがあり、子宮筋腫などの早期発見に繋がる可能性がある。     このリリースは誰にでもできるものではなく、指先で臓器を凹ませることなく、潰すことなく輪郭を正確に触知できるような手の技術が必要です。「精密触診」という極めて繊細かつ高度な技術がないと、何を触っているかが分からないため、たいへん危険です。これを読んだからと行って、安易に腹部に指先を押し込むことだけは避けてください。         医療費削減の観点から厚生労働省、女性の月経時の生産性や働き方改革の観点から経済産業省、学生の勉強への影響に関して文部科学省、企業の健康管理部門、医学的には産婦人科、泌尿器科などにも関連します。また、女性アスリートにおいても、生理痛に悩む選手には朗報だと思われます。そして、上記の方法は製薬会社からクレームが来そうなくらいに大きな効果が得られます。このようなサービスを全国規模で実施できる場所ができないものかと思案しています。今後、医療法を含めていろいろな制約が解決されたら、女性のセラピストに技術を習得してもらい、企業や団体からの要請に対して出張で上記のようなリリースができるような仕組みを作りたいと思っています。政府機関、企業の健康管理部門、健康関連企業、女性の活動支援団体、スポーツチームなどでご興味のある方は こちら にご連絡下さい。     セミナー情報はこちら

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腕神経叢のリリースで授乳機能が改善されるという不思議

まだメカニズムはよく理解できていませんが、腕神経叢の治療はどうも授乳機能を改善することが確実だと思えるようになってきました。治療内容は、背臥位で腕神経叢と広背筋、小円筋、第1,第2肋骨上の前鋸筋、鎖骨下筋との間の癒着のリリース、そして大胸筋深層で小胸筋や胸郭(前鋸筋)との癒着のリリースでした。 実は、かなり前に、胸郭出口症候群の治療を行った結果、腕のしびれが取れたことに加えて、搾乳がとても楽になったという症例がありました。また、つい先日「出産よりも痛い!」乳腺炎に対して同様の治療を行い、即時的に症状軽減、その当日に2回の授乳を経て腹臥位で圧迫しても痛みがまったくないレベルに即時効果が得られました。   そして一昨日、搾乳が改善し、授乳機能が向上した例を経験しました。この方は3回目の出産を終えて1ヶ月の時点で腕神経叢の治療を行いました。主訴は「左右の胸の大きさが違うから揃えてほしい!」 つまり授乳機能への効果を期待されたわけではありませんでした。    以下、治療後の本人のコメントです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日はありがとうございました! 帰宅後は子供は寝ていたのですぐに授乳できませんでしたが、母乳が溜まっていたのでお風呂で搾乳しました!そうすると、左胸を重点的にしていただいたので右胸と比べて物凄い勢いでたくさん母乳が出てきました!逆に右胸が大丈夫かな?って思ってしまうくらいでした。 その後夜中に授乳すると飲み始めに痛かった乳首の痛みがありませんでした。こんなものだろうと痛みに毎回耐えていたので驚きました!さらに、子供が授乳中必ず1回はむせて泣いていたのですがむせる回数が減りました。 胸の左右さがただ気になるだけだったのですが私だけでなく子供にまで嬉しい効果がありました! 腹部は少しくびれが出てきました!胸郭の可動性と膀胱などの癒着を剥がして腹横筋の収縮しやすい状態していただいたので、後はしっかりとセルフケアしていきたいと思います! 貴重な時間をありがとうございました。またよろしくお願い致します! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    現象から推測すると、静脈の流れを改善することにより乳房内の水分量(血液量)が減少し、乳管の絞扼が解消されるのではないかと思います。痛みの強い乳房には全く触れず、ノーリスクで腕神経叢の治療のみで授乳機能が大きく改善されます。母子ともに快適な授乳ができるようになることは確実なので、この治療ができる施設やセラピストを増やせないかと思っています。資本を投下して全国レベルでこのサービスを展開しませんか?   「妊娠・出産後だから」という理由で、現在の不調の治療を諦めていませんか? 「産後は一生続く!」この一言がすべてを物語るように、妊娠・出産が女性の体に及ぼす変化やダメージは放置すれば一生続きます。特に「癒着」によって起こった筋機能低下、神経障害、過活動膀胱、胃の圧迫症状、子宮周囲の痛み(生理痛を含む)、さらには腕神経叢の絞扼障害の一つとしての乳腺炎(母乳のリンパ・静脈への潅流障害)などは、対症療法や運動療法では解決できず、「産後は一生続く!」という状態に陥ってしまいます。しかし、癒着に対する治療を適切に行うことで、ほとんどの不調は解決できます。そのためには,治療技術が必要です。 セラピスト向けに産前・産後ケアに関するセミナーを開催していますので,上記のような治療に興味のある方は,以下をご参照ください。 各種セミナー 直近の勉強会など  

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CSPT広島<体幹編> 中国地方で精密触診、骨盤・胸郭リアライン、腰痛・骨盤痛治療を学ぶ

全身の関節疾患治療を学べる人気セミナー、クリニカルスポーツ理学療法(CSPT)の広島開催が決定いたしました。 今回は、リアライン・コンセプトの総論(治療の設計図)とその実現のための精密触診・組織間リリースの技術を習得するイントロダクションを学んだ上で、骨盤・胸郭の機能低下の改善、そして最終的に腰痛・骨盤痛の治療法を習得できる4日間となっております。 ◆クリニカルスポーツ理学療法(CSPT):広島会場 ◇日時・内容 ■第1回 9月1日(日): イントロダクション  リアライン・コンセプト治療の設計図、精密触診・組織間リリースの基礎 ■第2回 11月3日(日): 骨盤  骨盤マルアライメントの病態、評価、運動療法(リアライン・コア含む)、組織間リリース ■第3回 1月26日(日): 胸郭  胸郭マルアライメントの病態、評価、運動療法(リアライン・コア含む)、組織間リリース ■第4回 3月15日(日): 腰痛・骨盤痛  腰痛・骨盤痛の病態評価、原因因子から治療プランの組み立て、運動療法、結果因子への組織間リリース     ◇講習時間 9:30-16:30   ◇場所 朝日医療専門学校広島校 701教室 JR山陽本線「西広島駅」より徒歩5分 広島電鉄「広電西広島駅」より徒歩3分 お申込みは こちらから CSPT東京会場のお申込みも好評受付中! 詳細は こちら みなさまのご参加をお待ちしております。

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出産よりもつらい「産後の胸のハリ(乳腺炎)」の治療経験

勉強会の参加者に「産後の胸のハリ(乳腺炎)」が痛すぎて,出産よりもつらいという方がおられました。   この方に対して,乳腺に対する治療は行わず,乳腺から血液の出口である静脈やリンパ管の流れを改善するような治療を行いました。仰向けになっていただき,鎖骨の3cm定度下方から脇の下にかけて,腕神経叢に沿って存在する癒着をリリースする治療です。腕神経叢という神経と血管が束になっている部分を鎖骨や肋骨,大胸筋や小胸筋からリリースして,その緊張を和らげました。 通常は,胸郭出口症候群(首に問題がないのに腕がしびれる神経の圧迫症状)に対して,このような治療を行います。神経を癒着から解放する治療は,同時に鎖骨下静脈などの圧迫を解放することにもなり,結果として静脈の流れも改善したのだと思われます。乳腺にノータッチでも,みるみるうちにハリが取れていくのが見て取れました。そして,治療後の授乳により,症状がさらに大きく改善。棚ぼた的な発見ですが,多くの困っておられる方に朗報だと思います。 以下,ご本人のコメントです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨日は施術、勉強会ともにありがとうございました! <経過> 産後2ヶ月から約4ヶ月間、授乳の需要と供給があわず月に1〜2回は白斑ができ、岩のようにおっぱいがガチガチにはっていました。 産後4ヶ月に入り、子どもの上唇小帯と舌小帯の切開をおこない、おっぱいと唇のアタッチメントが改善し、飲みが良くなり、白斑の回数は減ったものの、少量を頻回に欲しがるのは変わらないままでした。 生後7ヶ月前から離乳食を始め、少しづつ量は増えたものの、やはりおっぱいを欲しがるのは変わらず。そのおかげで白斑、乳腺炎は起こさずに経過できました。 生後9ヶ月(4月)に入りパートで仕事を再開し始めてから、授乳間隔があくようになり白斑乳腺炎が再発。毎週のようにおっぱいがガチガチになっています。おっぱいケアにも通っていましたが、絞れば絞るほど過剰供給になっているように感じており、産後6ヶ月以降は受診せずに、授乳姿勢の改善、ストレッチ、自己の乳頭マッサージ程度でケアをしています。     <治療結果> 勉強会中での授乳でかなり胸のハリも収まりました。ただ,最初はおっぱい表面のハリが改善したものの、奥の方のハリや内側のハリは実感できずにいました。 しかし、施術後2回の授乳で、子どもも飲みやすかったのか、しっかりと飲んでくれました。帰宅後寝かしつけの授乳で奥の方の乳腺のしこりや、しつこく残っていた内側の乳腺のしこりは完全に取れました。いつもなら,授乳後の時間も持続するチリチリジクジクする痛みから解放されました! その日の寝かしつけ授乳の後は,腹臥位(うつぶせ)で胸を圧迫してもまったく痛みなく眠ることができました。   1日経った今も無駄なハリもなく楽に過ごせています!   3日後、胸の痛みなく過ごせています。胸のハリもないです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       「妊娠・出産後だから」という理由で、現在の不調の治療を諦めていませんか? 「産後は一生続く!」この一言がすべてを物語るように、妊娠・出産が女性の体に及ぼす変化やダメージは放置すれば一生続きます。特に「癒着」によって起こった筋機能低下、神経障害、過活動膀胱、胃の圧迫症状、子宮周囲の痛み(生理痛を含む)、さらには腕神経叢の絞扼障害の一つとしての乳腺炎(母乳のリンパ・静脈への潅流障害)などは、対症療法や運動療法では解決できず、「産後は一生続く!」という状態に陥ってしまいます。しかし、癒着に対する治療を適切に行うことで、ほとんどの不調は解決できます。そのためには,治療技術が必要です。 セラピスト向けに産前・産後ケアに関するセミナーを開催していますので,上記のような治療に興味のある方は,以下をご参照ください。 各種セミナー 直近の勉強会など

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産後の仙腸関節痛治療

 「妊娠・出産後だから」という理由で、現在の不調の治療を諦めていませんか? 「産後は一生続く!」この一言がすべてを物語るように、妊娠・出産が女性の体に及ぼす変化やダメージは放置すれば一生続きます。特に「癒着」によって起こった筋機能低下、神経障害、 過活動膀胱、胃の圧迫症状、子宮周囲の痛み(生理痛を含む)、さらには腕神経叢の絞扼障害の一つとしての乳腺炎(母乳のリンパ・静脈への潅流障害)などは、対症療法や運動療法では解決できず、「産後は一生続く!」という状態に陥ってしまいます。しかし、癒着に対する治療を適切に行うことで、ほとんどの不調は解決できます。今回は、その中でも「仙腸関節痛」について記載したいと思います。 ■ 産後の仙腸関節痛の病態  出産後の仙腸関節痛は、妊娠後期から出産にかけて骨盤が弛むことによって起こると考えられています。しかし、不安定性だけに起因するわけではなく、不安定性を伴わない骨盤のマルアライメントによって痛みが引き起こされている例もあります。むしろ、本当に重度の不安定性によって痛みが続く例は非常に珍しく、まずはマルアライメントの治療を進め、どうしても症状の改善が得られないときに不安定性によって起こっている痛みであることがわかります。さらに、マルアライメントや不安定性の治療を行っても、症状が変化しない場合もあります。  以上をまとめると、産後の仙腸関節痛をメカニズムから分類すると以下のようになります。 A. 骨盤輪のマルアライメントに起因する症状 B. 仙腸関節の不安定性に起因する症状  C. 上記のいずれの治療によっても改善しない症状 これらについて順次説明しましょう。 A. 骨盤輪のマルアライメントに起因する症状 (1)病態  妊娠中であれ産後であれ、骨盤マルアライメントとして図1のようなパターンがあります。一つの面上のみでのマルアライメントもありますが、その多くは複数の面での歪みが組み合わさっています。  産後の骨盤マルアライメントの中で、最も多いのは前額面の「下方回旋」です。これは、主に中殿筋や小殿筋の癒着によって大転子・腸骨稜間距離が短縮することによって生じます。もしくは骨盤底筋のうち、横方向に向く浅会陰横筋の過緊張によって坐骨結節が接近していることに起因する場合もあります。いずれの場合も、立位では坐骨結節が接近し、腸骨稜が外側に引かれるため寛骨は下方回旋します。寛骨下方回旋によって、仙腸関節上部に離開ストレスが生じています。これらに周産期の仙腸関節不安定性が加わると、仙腸関節上部の開大が更に増大してしまい、仙腸関節痛が重症化することがあります。  中殿筋や小殿筋の癒着は、産前産後の側臥位での睡眠が大きな原因であると考えられます。通常、上殿神経周囲に強い癒着があるので、神経と中殿筋間をリリースするだけで、かなり緊張を弛めることができます。しかし、それでは不十分で、小殿筋と関節包との間の癒着をリリースする場合もあります。  骨盤底筋の癒着は、座位での生活での慢性的な圧迫や出産時の骨盤底筋の損傷(会陰切開)後の瘢痕などの影響が考えられます。実際には出産経験のない方でも、骨のように固くなっていることがあります。その過緊張には、会陰神経や背陰核神経などと浅会陰横筋などとの癒着が関与していることが多く、これらの神経と筋を丁寧にリリースしないと緊張は解消されません。 (2)治療  上記を理解した上で、治療を進めます。まず、運動療法のみでアライメントを変化させることはまず不可能なので、 リアライン・コアSI を用いて理想的な骨盤アライメントの保持します。そして、その状態を保つために必要な筋活動を誘発するエクササイズを行い、理想のアライメントを保持する筋活動パターンを学習させていきます。  リアライン・コアSIによるある程度の即時効果とアライメントの改善は得られますが、その効果の持続性はマルアライメントを引き起こすような組織の過緊張(特に癒着による)がどの程度かによって決まります。つまり、癒着が重度であるほどリアライン・コアSIの効果の持続性は短くなります。そのようなとき、癒着に対する組織間リリースが不可欠となります。まず、寛骨下方回旋を促す大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋、関節包へとリリースを進めていきます。ときには中殿筋と小殿筋の間に外側広筋を支配する大腿神経の枝が挟み込まれることもあります。小殿筋遠位で大転子との間の癒着が股関節内転制限を頑固なものにしていることがしばしば経験されます。  運動療法ではこれらの癒着を剥がすことはできません。また、骨盤安定化筋を鍛えても24時間骨盤を引き続ける癒着による過緊張筋に勝る効果を得ることは不可能です。このため、必然的に治療の最初の段階は組織間リリースによる癒着の治療ということになります。最初に癒着の治療を行い、その後筋活動により安定化を図ります。特に大殿筋によるforce closure、腹横筋下部の持続収縮による寛骨上方回旋位保持が重要となります。  ちなみに、寛骨下方回旋を直すと腸骨稜が内側に接近し、ウエストが細くなります。よって、妊娠前の体型を取り戻すことは骨盤の安定性を取り戻すことと同じ意味を持ち、将来に向けて仙腸関節障害を予防するためにも産後早期に取り組むべき重要なポイントであると捉えられます。 B. 仙腸関節の不安定性に起因する症状 (1)病態  私が経験した中で、仙腸関節の不安定性が強くて手に負えない症例は経験したことがありません。マルアライメントの原因因子である癒着をすべて取り除き、force closureに必要な筋群のトレーニングをしっかりと行うと症状は確実に改善してきます。 (2)治療  不安定性が著明な場合には、リリースによるリアライン(骨盤の理想的なアライメントを獲得すること)が即時的に得られたとしても、数時間から数日の間にマルアライメントが再発することがあります。このような場合は、理想のアライメントに骨盤を固定した状態で、その周囲の筋活動を反復し、理想のアライメントを筋に覚え込ませるようなスタビライゼーションが必要になります。これはマリガンコンセプトにも通じる考え方ですが、筋による理想のアライメントの「学習」が重要となります。  理想の骨盤アライメントを保つためには、何と行っても リアライン・コアSI が役に立ちます。10分間程度のエクササイズを1日数回行い、マルアライメントの状態ではなく、理想のアライメントの状態を骨盤周囲の筋に学習させていきます。これを2-3週間続けると、1日数回が1日1回、週に2-3回へと、リアライン・コアの使用頻度を下げていくことも可能になりまる。つまり良好なアライメントを保持できる時間を伸ばしていくことが可能です。 不安定性の程度によっては、リアライン・コアから完全に離脱するには数ヶ月かかるかもしれません。しかし、この手順で骨盤輪不安定性を克服できることを知っておくと、いざというときに必ず役に立ちます。 C. 上記のいずれの治療によっても改善しない症状  マルアライメントの治療後に良好なアライメントが得られても症状が変わらない場合、またリアライン・コアSIによって骨盤の理想的なアライメントに保持しても症状が変わらない場合が稀にあります。このような場合は、骨盤アライメントとは無関係な疼痛のメカニズムを探索する必要があります。代表的なものとして、上殿皮神経や上殿神経、下殿神経といった仙腸関節周囲の神経の癒着によって起こっている疼痛が挙げられます。これらのほとんどは、 「精密触診」 の技術を用いて疼痛発生源を特定し、その部分の癒着をリリースすることで解決されます。 ■ 「産前・産後ケア無料セミナー」(札幌)開催要項 ======================================= 1.テーマ: リアライン・コンセプトに基づく産前・産後ケア:              産前・産後の不快感を解決するシンプルな治療法! 2.日時: 2019年6月15日 13:30―16:30 3.会場: 札幌産業振興センター3階セミナールーム1 4.定員: 90名 5.対象: 産婦人科医師、理学療法士、柔道整復師、鍼灸・マッサージ師       その他、産前・産後ケアに関わる医療関係者 産前・産後(1年以内)のセラピストの受講を歓迎します 6.講師: 蒲田和芳(広島国際大学) 7.主催: 株式会社GLAB 8.参加費: 無料 9. 受講登録は こちらから 10.参考(対象となる症状) <頭頚部> 偏頭痛・眼精疲労、項部痛・肩こり <腹部・胸郭> 胸郭可動性低下、胸郭挙上位、腹直筋離開(軽度)、腹筋群過緊張、 腹横筋癒着(胃、膀胱、子宮との癒着を含む)、乳腺症 <骨盤内臓> 膀胱下垂、膀胱・子宮癒着、生理痛、便秘 <骨盤底筋> 骨盤底筋機能不全、尿もれ、膣弛緩症 <腰背部痛> 肩甲背神経痛、多裂筋・棘突起癒着、急性腰痛後の多裂筋・腸腰靭帯癒着 <骨盤帯痛> 恥骨部痛、仙腸関節痛、上殿神経痛 <下肢> 下肢浮腫、下肢神経症状 ======================================= ■ その他の「産前・産後ケアに役立つセミナー」一覧  当専門部会では、産前・産後ケアに必要な技術と知識を習得していただくために様々な勉強会やセミナーを開催しています。以下のブログに詳細を記載しておりますので、ぜひご一覧ください。 リアライン・ブログ「産前・産後ケアに興味のある方にお勧めのセミナー一覧」

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関節疾病予防専門部会の産前・産後ケアの取り組みについて

「産後は一生続く!」 この一言がすべてを物語るように、妊娠・出産が女性の体に及ぼす変化やダメージは一生続きます。いろいろな側面がありますが、病院の診療科別にまとめると次のようになります。 ―――――――――――――――――― 【整形外科】 腰痛、仙腸関節痛、骨盤臨不安定症、股関節痛、腰背部痛、頸肩腕症候群、上下肢のしびれ ―――――――――――――――――― 【内科】 胃痛、食欲不振、胃のむかつき、胃食道逆流症、産後高血圧、つわり ―――――――――――――――――― 【血管】 下肢・会陰部静脈瘤 ―――――――――――――――――― 【神経内科】 偏頭痛 ―――――――――――――――――― 【泌尿器科】 腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、過活動膀胱 ―――――――――――――――――― 【婦人科】 生理痛(産後に悪化)、骨盤臓器脱、膣弛緩症、乳腺炎、乳房内のしこり(良性) 不妊治療(卵管の急カーブの修正) ―――――――――――――――――― 【その他】 ・運動機能低下: 腹筋群機能不全、骨盤底筋群機能不全、股関節周囲筋機能低下 ・美容: 胸郭変形、下腹部膨隆、骨盤上部離開、円背、皮下脂肪   言うまでもなく、これらの不調や異常は長期的に運動機能を低下させ、関節疾病予防の観点から対処すべき重大な問題と位置づけざるを得ません。2018年より、「関節疾病予防」の一領域として、産前・産後ケアの取り組みを開始しました。    ■「関節疾病予防専門部会」における産前・産後の愁訴への取り組み    私達は「関節疾病予防」という観点で、妊娠中から産後の女性におこる様々なからだの不調の解決に取り組んでいます。上に挙げたように、運動器、消化器、循環器、泌尿器、生殖器、美容など多方面に渡る知識が必要となります。 その中でも中心となるのが、運動器の痛みや不安定性、しびれ、その他の不快感の治療です。出産前後に起こる代表的な痛みとしては、股関節痛、仙腸関節障害や恥骨部痛など骨盤周囲の問題が挙げられます。骨盤のマルアライメントや不安定性の大部分は、これまでのリアライン・コンセプトでの骨盤治療法によってかなり解決できます。 確実に治せる症状が多いのにも関わらず、産後の女性たちは「どこに行ってよいか分からない」と口々に言います。このことは、セラピスト育成と配置、産婦人科や助産師との連携、そしてその告知という当専門部会の活動がまだまだ不十分であることを物語っています。 ■関節以外の不調対策にも貢献できます 育児によって起こる問題として、重度な肩こりや上背部痛、上肢のしびれなどが挙げられます。これらには副神経、肩甲背神経、腕神経叢などの癒着に関連するものが多く、組織間リリースによりほぼ治療可能です。 体型改善も重要視しています。骨盤上部の離開、中位・下位胸郭の挙上、そして 下腹部の膨隆(腹筋群機能不全、膀胱下垂など)は、出産に関わる典型的な体型変化です。一般的には、なかなか修正できないものと位置づけられています。このような美容的な問題についても当専門部会の守備範囲と捉えています。 体型変化を修正することは、妊娠前の体型・スタイルを取り戻すだけでなく、妊娠前のアライメントと運動機能を取り戻すことにもつながります。それが長期的に、関節疾病予防に必要な要素であることは確実です。したがって、「体型回復」=「機能改善」と位置付けて、体型回復を含めた治療技術の開発と普及を進めていきます。 以上に対して、対症療法としての組織間リリースは、ほぼすべての疼痛を解消させることができます。さらにその効果を持続させるためには、メカニズムに対する治療(原因因子の治療)を確実に進める必要があります。とくに筋や神経などの癒着がもたらす組織の緊張は骨盤のマルアライメント、胸郭のマルアライメントを作ることから、十分な治療が必要です。そのためにも、組織間リリースの技術は不可欠と言えます。 ■産前・産後ケアに関する勉強会  当研究部会では、産前・産後ケアに関する勉強会を精力的に開催し、徐々にリアライン・コンセプトに基づく産前・産後ケアの治療法の普及に取り組んでいます。以下のブログに情報をまとめました。  https://realine.info/blog/160 無料セミナーを6月15日に札幌、7月ころには佐賀で開催予定です。今後も各地で開催します。「治す」にこだわるセラピストに向けて、産前・産後の様々な不快感や諸問題を解決してきた経験を、治療デモンストレーションを交えてお話しします。このセミナーで学んでいただいたことを、将来出会う「症例」に還元されることを期待しています。 全国各地で開催している女性セラピストを対象とした「周産期ケア勉強会」を、5月25日に東京、6月15日には札幌で開催します。目的は、妊娠出産というイベントを経験した(またはするかもしれない)女性セラピストに、痛みや不快感を諦めず、一つひとつを確実に治せる方法を知って頂くことにあります。特に妊娠中、育休中のセラピストの皆さんには、躊躇せずご参加いただきたいと思っています。  産前・産後の諸問題を解決できるセラピストになるためのセミナー一覧を以下のページにまとめました。ぜひご一覧ください。  https://realine.info/blog/160 ・-・-・-イベント情報・-・-・-・ 「ウィメンズヘルスケアフォーラム2019大阪大会」 ・日程:2019年7月7日(日) ・お申込み: 参加登録はこちら ・5%引きクーポンコード:    glab2019woman0707osaka ・主催:株式会社エバーウォーク ・共催:株式会社GLAB ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

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「周産期ケア勉強会」とは

ーーーーーーーーーーーーーーー <周産期ケア勉強会> ーーーーーーーーーーーーーーー  <概要>  少人数で体験を重視した勉強会を全国各地で開催しています。会場として,クリニックや会議室だけでなく,ホテルの居室なども使います。特に周産期ケア勉強会では,お子様連れも可能としているので,ホテルの居室は赤ちゃんが自由に動けてとても好都合です。おやつを食べながら至近距離で学べるカジュアルな勉強会です。     <参加費>       妊娠中・産後1年以内:    1,000円      女性セラピスト(実技あり): 6,000円      女性セラピスト(見学のみ): 3,000円    <定 員> 約10名     <参加登録>  参加登録・詳細情報     <主な内容と対象> 1.産前  妊娠中のセラピストで、今後も産前・産後ケアに関わりたいという希望のある方のご参加をお待ちしております。産前(妊娠中)については、妊娠中の体型変化に応じて徐々に増えていく痛みや不快感を解決する方法を共有します。主に以下のような症状への対応を行っています。 ・頸部・上背部の不快感など ・腹部・胸郭のケア(胃の不快感、膀胱の不調を含む) ・骨盤底筋機能不全 ・仙腸関節痛・恥骨結合痛     2.産後  産後1年以内を基本としますが、1年以上経過した方も参加できます。妊娠中から起こった問題や産後に新たに生じた痛みや不快感を治療して、「産後」卒業しましょう。参加者のご希望があれば、産後の胃や膀胱の不調、骨盤底筋の不調、尿もれなども治療します。尿もれをかなり高い確率で治すことのできる骨盤底筋リリースに興味のある方は、必須の勉強会です。      3.産前・産後ケアに関心のある女性セラピスト  現在、産前・産後ケアに関わっている方に加えて、今後その方向の仕事をしたいと思っておられるセラピストの方の参加をお待ちしています。男性は原則として受け入れておりませんが、奥様の勉強会への出席など、状況に応じてご参加いただく場合があります。 ○ 「実技あり」では、実際に組織間リリース等の実技を行っていただき、適宜蒲田が指導を行います。先着4名とし、精密触診や組織間リリースなどのセミナーを受講された方を優先します。 ○ 蒲田が講師を務めるセミナーへの参加を検討しておられる方は、この機会にセミナーで習得できる内容をご確認ください。   ーーーーーーーーーーーーーーーー <産前・産後ケアセミナー> ーーーーーーーーーーーーーーーー   ・産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー ・組織間リリース(ISR)初級編 産前・産後ケア    参加登録・日程・会場     ーーーーーーーーーーーーーーーー <無料セミナー>     ーーーーーーーーーーーーーーーー   ■テーマ:   リアライン・コンセプトに基づく産前・産後ケア:     産前・産後の不快感を解決するシンプルな治療法!   ■日時: 6月15日 13:30-16:30    ■内容: 「妊娠・出産後だから」という理由で、現在の不調の治療を諦めていませんか? ほとんどの不調は治せます! このセミナーは「治す」にこだわるセラピストのためのセミナーです。産前・産後の様々な不快感や諸問題を解決してきた経験を、治療デモンストレーションを交えてお話します。      ■参加登録:  参加登録・開催要項     ーーーーーーーーーーーーーーーー   <ウーマンズケアフォーラム2019>     ーーーーーーーーーーーーーーーー  ※ 参加費が5%引きとなる「割引コード」をご用意しましたので、参加予定の方は以下のコードを参加登録の際にお忘れなくご入力ください。この内容にご興味のある方に、以下の割引コードをシェアしてください。   [イベント要項]   名称: ウーマンズヘルスケアフォーラム2019大阪大会    主催: 株式会社エバーウォーク「ウィメンズヘルスケアラボ」   共催: 株式会社GLAB   日時: 2019年7月7日(日)   場所: TKPガーデンシティ大阪梅田      (〒553-0003大阪府大阪市福島区福島5-4-21 TKPゲートタワービル)    [大会HP]  参加登録・詳細情報   [申し込み割引コード]glab2019woman0707osaka

セミナー情報 お知らせ

GLAB主催公式セミナーご紹介キャンペーンがスタートいたしました!

GLAB主催のセミナーに参加したことのある方向けにご紹介キャンペーンがスタートいたしました。 『治療の設計図と治療技術を学ぶ場を提供したい』 このような思いからより多くの方にセミナーを受講していただきたいと思い、このキャンペーンを企画いたしました。 職場のお仲間や友人などと一緒にリアライン・コンセプトに基づいた治療方法と治療技術を学んでいただけたらと思います。 GLAB主催公式セミナーに参加したことのない方にセミナーを紹介、一緒にセミナーに参加していただくと、セミナー料金が 紹介した人→ご紹介人数(最大5名)×20%オフ 紹介された人→20%オフ となります。 キャンペーンの詳細、お申込みは こちらから 皆様のお申込みをお待ちしております!

腰痛骨盤痛 リアライン・デバイス 産前産後 骨盤 胸郭 商品情報

上田桃子プロ X リアライン・コア

今日のゴルフ中継で、 上田桃子プロ がパッティング練習でオレンジ色の2本のベルトを備えた器具を使っていました。これは株式会社GLABが販売している「リアライン・コア」という器具です。正確な情報をお伝えするために、リアライン・コアについて説明したいと思います。     ■リアライン・コアとは   リアライン・コア は、骨盤と胸郭(肋骨)を左右対称な状態に近づけるように圧迫する器具です。医療器具ではありません。しかし、骨盤と胸郭を左右対称な状態に近づけることは、背骨の動きを改善したり、股関節や肋骨の動きを改善したりできるため、腰に不安のある人などにも愛用されています。  リアライン・コアの兄弟分で、 リアライン・コア・リハブ (インターリハ株式会社)という商品があります。これらはほとんど同じ構造ですが、リハブの方は医療機器としての認可を得ており、腰痛治療器具として整形外科などで用いられています。     ■リアライン・コアとゴルフ  2013年にリアライン・コアが発売されて間もなく、ゴルファーのトレーニング指導をされている団体やトレーナーの方に目をつけていただき、ゴルファーの腰のコンディショニングに使用されるようになりました。上田桃子プロも、ゴルフ専門のトレーナーの方からの紹介で使い始めたそうです。  上田プロ以外では、片山晋呉プロ、金田久美子プロが愛用されていることでも有名です。お二人とも、腰痛から復活優勝されたときに新聞に取り上げられ、ゴルフ界に話題になりました。もう引退されましたが、茂木宏美プロも愛用者の1人で、出産後の復帰の際にも出産で弛んだ骨盤を整える上で役立てていただきました。ツアープロではありませんが、マーク金井さんも愛用者の1人です。  6月に開催されるアース・モンダミンカップでは、例年リアラインブースが出展されており、非常に多くの女子プロゴルファーにお試しいただいています。その効果もあって、腰に不安を持つ女子プロはいち早く導入される方が増えてきました。      ■リアライン・コアと他のアスリート  リアライン・コアを愛用したプロ野球選手として真っ先に思い出すのは 杉内俊哉 (ジャイアンツ)、内海投手(ジャイアンツ→西武)、川崎宗則選手、吉田正尚選手、 吉田正尚 、それ以外にも数十人の個人ユーザーがいます。  他のスポーツでは、角田信朗師範(格闘家、ボディービルダー)、井岡一翔選手(プロボクサー )、飯塚翔太(400mリレー、リオ五輪)、右代啓祐(十種競技、リオ五輪旗手)、本橋 麻里(カーリング)など。   ■リアライン・コアSIとは?  SIとは仙腸関節という意味です。これは骨盤の後ろ側にある関節で、これが不安定になると腰痛が起こったり、足で踏ん張ることができなくなってアスリートとしては致命的です。 リアライン・コアSI は、既存のリアライン・コアを改良し、より骨盤にフィットし、骨盤の安定性を高めることを目的に開発されました。骨盤に不安のある人にとっては、SIは最高のパートナーとなっています。     ■開発者  リアライン・コアを開発したのは、リアライン・コンセプトというトレーニングや治療の設計図を提唱している 蒲田和芳 教授(広島国際大学)です。アトランタオリンピックやシドニーオリンピックでは選手団本部医務班の理学療法士として帯同するなど、アスリートのリハビリを専門としています。リアライン・コア以外にも、インソール、ソックス、レッグプレス、バランスシューズなど、体の歪みを治すための運動器具や補装具を開発し、株式会社GLABを通じて販売しています。現在は、アスリートだけでなく、妊娠中や産後の女性の骨盤痛の治療、体の癒着を剥がす新しい治療法である「組織間リリース」の開発者としても知られています。      ■アマチュアゴルファーの方へ  リアライン・コアは、個人でもご購入いただけるように、腰の状態を改善する器具としてはたいへんお安い値段で入手することができます。品薄状態が続いているため、ご予約されることをお勧めします。ご予約、お問い合わせはshop@realine.infoにメールをお願い致します。      

セミナー情報 腰痛骨盤痛 組織間リリース 精密触診 産前産後

治療の際、精密触診と組織間リリースはシームレスに進めます

写真は、ASISの5cm遠位、1cm内側に指先を置き、大腿直筋を外側に移動させ、脂肪体と大腿神経(大腿直筋枝)に対して弾発法で触診をしている場面です。右寛骨前傾位で、右仙腸関節周囲に痛みがあったので、右鼡径部の癒着のリリースを行おうとしているところです。        まず、大腿直筋の内側で神経を弾発法で軽くはじくことにより、大腿直筋と腸骨筋の間を下行する組織が神経であることを確認します。神経独特の硬さが感じられ、腱や血管ではないことは鮮明にわかります。 弾発法を含む触診技術については フェイスブック にアップした動画を参照。     大腿直筋深層のリリースをするならこの神経の外側から入ります。腸骨筋深層を内側に向けてリリースするなら、この神経の内側から入り、iliocapsularis(IC)の表層に触れてから内側に向けて腸骨筋をリリースします。     ICのリリースは以前とは異なる方法で行うようになりました。以前は、この神経を外側に十分移動させてからICと神経との間に入り、その上でICの深層に入っていきました。しかし、脂肪体上の神経を外側にリリースするのがちょっと手間なので、現在では、腸骨筋を内側に移動させ、ICの内側から関節包との間に入るほうが簡単だということがわかってきました。     深層のリリースを正確に行うコツは、「深さ」と「角度」をぴたりと組織間に合わせること。少しでも深さがずれてしまうと、癒着の存在そのものに気づくことができません。

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