MENU

リアラインブログ・ニュース

精密触診

記事一覧 keyboard_arrow_right 精密触診
セミナー情報 腰痛骨盤痛 組織間リリース 精密触診 産前産後

治療の際、精密触診と組織間リリースはシームレスに進めます

写真は、ASISの5cm遠位、1cm内側に指先を置き、大腿直筋を外側に移動させ、脂肪体と大腿神経(大腿直筋枝)に対して弾発法で触診をしている場面です。右寛骨前傾位で、右仙腸関節周囲に痛みがあったので、右鼡径部の癒着のリリースを行おうとしているところです。        まず、大腿直筋の内側で神経を弾発法で軽くはじくことにより、大腿直筋と腸骨筋の間を下行する組織が神経であることを確認します。神経独特の硬さが感じられ、腱や血管ではないことは鮮明にわかります。 弾発法を含む触診技術については フェイスブック にアップした動画を参照。     大腿直筋深層のリリースをするならこの神経の外側から入ります。腸骨筋深層を内側に向けてリリースするなら、この神経の内側から入り、iliocapsularis(IC)の表層に触れてから内側に向けて腸骨筋をリリースします。     ICのリリースは以前とは異なる方法で行うようになりました。以前は、この神経を外側に十分移動させてからICと神経との間に入り、その上でICの深層に入っていきました。しかし、脂肪体上の神経を外側にリリースするのがちょっと手間なので、現在では、腸骨筋を内側に移動させ、ICの内側から関節包との間に入るほうが簡単だということがわかってきました。     深層のリリースを正確に行うコツは、「深さ」と「角度」をぴたりと組織間に合わせること。少しでも深さがずれてしまうと、癒着の存在そのものに気づくことができません。

精密触診 組織間リリース セミナー情報

精密触診と組織間リリース(ISR)を習得していただくために

PTになって20年、ここ数年ようやく「痛いところに手が届く」ことができるようになってきました。痛みの原因である末梢神経を特定したり、股関節関節包周囲にある癒着と痛みとを特定したり、主訴を触診で探りきることができるようになってきました。      その背景には、組織間リリースの技術を磨く中で、リリースで使う指先の面積を極力小さくすることに取り組んできたことが挙げられます。例えば、厚さ2mmの皮神経をリリースしようとすると、指先の末節骨に1mm程度の小さな点「リリースポイント」をつかってリリースを行う必要があります。そうしているうちに、小さな点で触診することは、リリースしなければならない癒着を見つける上で不可欠であることを痛感しています。      一方で、PTとしての過去を振り返ってみると、「痛いところに手が届かない」ままの状態にも関わらず、治療を続けてきた時期があまりにも長かったことが思い出されます。痛いところを特定せずに治療をすることは、痛みの正体がわからないまま、そして患者の主訴を厳密に特定せずに治療を行っていたことになります。今から思うと、とても未熟だったと言わざるを得ません。     ISRの技術は、指先を組織の間に滑り込ませて、末節骨遠位端を使って1mmの精度で疎性結合組織をリリース(解放)します。その結果、あらゆる軟部組織(=皮下組織、筋、腱、神経、骨膜など)を対象として、組織間の癒着を解き、滑らかに動くよう改善させることができます。組織をつぶすことなく、溶かすように組織間の滑走性を改善させます。       こういう技術を教わる機会は、20年前にも10年前にもありませんでした。しかし、今であれば「精密触診」と「組織間リリース」という形でセミナーを受講することができます。これらの技術を若いときに身につけると、今後数十年間に渡って「痛いところに手が届く」評価と治療ができるようになります。      この技術を、一人でも多くのセラピストに伝え、正確に痛いところを探しきることができるようになってもらいたいと思い、以下のようなセミナーを企画しました。 ========================================== ■精密触診と組織間リリース   大阪会場:4月14日   札幌会場:6月16日 お申込み・詳細は こちら をご覧ください。 ========================================== ■組織間リリース:中級編(股関節・骨盤編) 大阪会場 日にち:4月13日(土)、5月18日(土)、6月9日(日)    ■組織間リリース:初級編 東京会場 日にち:5月25日(土)、6月22日(土)、7月27日(土)    ■組織間リリース:初級編 名古屋会場 日にち:7月14日(日)、8月4日(日)、9月8日(日)    お申込み・詳細は こちら をご覧ください。 ========================================== ※時間は9:30-16:30。 ※受講料は日本健康予防医学会の会員様は86,400円(税込)、非会員様は108,000円(税込)です。

産前産後 組織間リリース 精密触診

産前・産後ケアのための「組織間リリース」を含む技術習得のチャンス

産前・産後ケアのための技術習得に関する情報 治療を受けたい方向けの情報         セミナーの地域的な偏りの解決は難しいところですが、できるだけ各地で開催していきたいと考えています。一方で、セミナーや周産期ケア勉強会に参加される前などに、ある程度の予習をしていただくことで、さらにその価値は高められます。     ---------------------------------------------------------------------- オンデマンドのご案内 ----------------------------------------------------------------------- まずはネット上で、過去のセミナーのオンデマンドを見ていただくことをおすすめします。 https://www.jlc-ondemand.com/LP/418_medical/418_medical/gamada_lp/index.php 特にお勧めなのは、 ・ISR初級編 ・ISR中級編(骨盤・股関節) ・CSPT骨盤編 ・CSPT胸郭編 ・CSPT腰痛・骨盤痛編 などです。      なお、ISR産前・産後ケアについては、2019年2月からの東京会場の内容を収録して、上記のオンデマンドでも視聴可能となります。オンデマンドについて、産前・産後ケアにご興味のある方にもシェアして頂ますようお願いいたします。      ----------------------------------------------------------------------- 産前・産後ケアセミナーシリーズ2019のご案内 ----------------------------------------------------------------------- 2019年度上半期 ●組織間リリース:産前・産後ケア(福岡会場) ●産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー  (東京会場、大阪会場) https://realine.info/schedule#schedulePregnant     ----------------------------------------------------------------------- 産前・産後ケアを受けたい方へ -----------------------------------------------------------------------     「全身フルコース」については、原則として東広島または東京など私の出張先での日程調整となります。それでもよろしければお申込みを受付けたいと思います。このケアは、あくまでもセラピストとしての技術習得のための勉強の機会として提供するものであり、位置づけとしては「勉強会」となります。このため、当面の間はケアの対象を「セラピスト」に限定させていただきますので、ご容赦ください。   ■2時間コース 『妊娠中に溜め込んだ疲労解消のための全身フルコース(2時間)』 『妊娠中の姿勢・体型変化をリセットする全身フルコース(2時間)』      ■1時間コース  産前・産後におけるあらゆる不調(1-2部位)に対応します。          ご依頼いただきやすくするため、また私がご依頼を忘れないようにするため、お申込みフォームを作成しました。     https://goo.gl/forms/uH2Yc8CWLdtKQ8wq1 これにご入力いただいた方には、候補となる場所と日程を提案させていただきます。

組織間リリース 精密触診 股関節

股関節屈曲制限の症例

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- セミナー終了後、股関節屈曲90度程度と制限の強いセラピストの治療をする機会がありました。年齢はおそらく20代後半で、学生時代から徐々に制限と違和感があったとのことでした。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------     股関節前面の詰まりがあるため、その主訴を頼りに ・大腿直筋反回頭と関節包のリリース ・腸骨筋と腸骨関節包筋・股関節関節包とのリリース ・腸骨関節包筋と股関節関節包・脂肪体とのリリース などを行い、5度程度の僅かな改善しか得られませんでした。     次に図の赤色の部分にある脂肪体を関節包(関節唇のあたり)からリリースしたところ、可動域は130度にまで改善。    はっきりしたことは言えませんが、おそらく関節唇損傷後に脂肪体の癒着が起こり、そのまま放置されたのではないかと想像します。拘縮が起こったため、関節唇へのストレスは回避され、拘縮状態のみが残ったということなのかもしれません。      脂肪体深層のリリースは、これまでの治療に含んでいなかったので、今後気をつけて見ていきたいと思います。

Facebook 精密触診

精密触診セミナーに向けて、いろいろとエコーの使い方を試してみています。

今回は、肩挙上時の腋窩神経痛。肩後面でのハイドロリリースにより症状が軽快したが、その後も多少の症状が残っていました。腋窩神経を遠位から近位にたどったところ、上腕三頭筋長頭に癒着していることが確認されました。     エコーは上腕三頭筋長頭を描出した状態で、プローブのすぐとなりで指先で腋窩神経を動かしているところが こちら です。       左は介入前で、指先の動きに対して腋窩神経は全く動きません。中央は、腋窩神経の浅層には動きが生じていますが、深層はまだほとんど動かない状態です。右は、腋窩神経リリース完了後に上腕三頭筋長頭と関節包との間のリリースを行った後の状態で、両者と上腕三頭筋長頭との間で滑走性が改善していることがわかります。       このように精密触診のセミナーでは、画像と指先の技術をできるだけ同期させながら触診技術を習得していただくことを計画しています。毎週1-2件の動画を作っていこうと思います。 腋窩神経を上腕三頭筋からリリースし、その後上腕三頭筋を関節包からリリースしてみました。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 精密触診

CSPTでの精密触診

CSPT鼠径部・股関節編と膝関節編を大阪で開催しました。今年のCSPTでは、運動療法を星先生にお願いし、私は組織間リリースの実技を担当しています。その時、滑走限界を正確に見つけること、滑走限界後の最初の1本目の結合組織のみに集中したリリースを行うことを強調しています。時間の許す限り、受講者の指をとってリリースを体験してもらうようにしています。 指を持つときに意識しているのは、指先のリリースポイント(末節骨先端の突起部)がターゲット組織(リリースする組織)にふれる瞬間です。例えば、ターゲット組織が総腓骨神経、リリースされる組織が腓腹筋外側頭であるとき、リリースポイントが総腓骨神経にふれる瞬間を感じてもらうことが重要です。この瞬間のことをLock onと呼ぶことにしようと思います。    大腿骨外側顆(後顆)上の関節包から腓腹筋外側頭をリリースするとき、筋や神経を潰さないようにしなければなりません。そのためには、まず総腓骨神経を見つけ、その内側で後顆の骨にロックオンします。後顆に触れたら、リリースポイントで後顆をこするように内側に移動して、腓腹筋外側頭と関節包との間の滑走限界を探します。こうすることによって、総腓骨神経や腓腹筋外側頭を絶対に潰すことなく、正確にリリースすることができるようになります。      このような精密触診を習慣化すると、触れるものすべてを完全に把握しつつ触診またはリリースすることが身につきます。一方で、受講者の指使いを見て感じるのは、あまりにも無造作に指を押し付けている様子です。無造作であることは、すなわちどの組織に触れているのか、またどの程度の力を加え、その組織をどの程度変形させているのかを把握していないように感じられます。その結果、その治療が相手に与える痛みも把握できていないようです。     精密触診のゴールとしては、相手に与える痛みを把握しながら触診できるようになることが含まれます。神経、血管、リンパ管、筋間などそれぞれに特有の痛みの質があるので、それを理解し、指先で感じ取ることも重要なテーマとなります。     私自身の精密触診は、神経の触診を始めてから格段に向上しました。また股関節唇部などにおいて、筋だけでなく、血管や神経の走行も意識してリリースを行うようになってから解剖学的知識に比例して治療技術が向上してきました。精密触診と精密組織間リリースを確実に伝達するセミナーをまだまだ進化させたいと思います。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 精密触診 超音波エコー

精密触診セミナーと超音波

3月23日に第1回の「精密触診セミナー」を開催することが決まり、準備を進めています。精密触診の精密が意味することは、以下のことを含むものと定義しようと思います。 ①浅層・深層を問わず小さい組織を同定できる ②組織を辿ることでその連続性や形状、走行を空間的に理解できる ③組織の癒着を探知できる ④触れた組織を超音波画像上で描出し、その形状や走行を照合できる     例えば、deep gluteal pain syndromeにおいて、梨状筋の深部において坐骨神経と梨状筋との癒着を探知できること、後大腿皮神経と内閉鎖筋との癒着を探知できること、を含められそうです。また、浅腓骨神経、伏在神経、正中神経、橈骨神経を辿り、その癒着を探知できること、などを含めたいと思います。小胸筋と腕神経叢の癒着も触知します。     あまり深部に行くと、組織間リリースによってアクセスルートを確保しないと触れないため、このセミナーでは組織間リリースなしで体表から触れられるものに限定しようと思います。      もう一つの問題はエコーで検証できるような講習のシステムを確立すること。エコーの使い方の講習も含めると、時間がとられるのでいろいろと工夫が必要になります。もちろんエコーのメーカーさんの協力も不可欠ですので、いろいろと交渉を勧めたいと思っています。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 精密触診

精密触診教育

大学生や若手セラピストと接する中で、どうしても習得してもらいたい技術として触診があります。いろいろな治療テクニックや理論はありますが、触診ができなければ運動器の痛みを理解することは不可能です。 先日、数ヶ月の臥床を経験した人の「殿部痛」の治療を経験しました。いわゆるdeep gluteal painの範疇に入るものでしたが、結果として圧痛は陰部神経、梨状筋深層(関節包側)、小殿筋深層(関節包側)に認められました。しかも、すべて癒着が関与しており、組織間リリースにより疼痛は解消されました。     問題視したいのは、これまで様々な治療を受けてきたようですが、これらの圧痛点を見つけてくれたセラピストはいなかったとのことでした。これらを見つけられるか否かで治療結果は大きく差が出ることは明らかです。特に、癒着に基づく症状においては、エコーを含む画像で捉えることも容易ではなく、MRIではほぼ見つかりません。そういう意味で、原点に帰って、痛いところに触れることの重要性が高まるタイプの病態と言えます。     疼痛の発生源が見つかれば、あとは治療手段はいろいろあります。徒手的組織間リリース、ハイドロリリース、場合によっては内視鏡手術による剥離術なども選択肢となります。      大学3年生にスポーツ外傷治療学を教えています。演習の時間は評価と治療の要点を体験してもらうのですが、その中でも約30分を触診に割いています。骨盤の授業では、PSIS、ASIS、長後仙腸靭帯、仙結節靭帯、梨状筋下縁、坐骨神経など主だった組織の触診を行いました。      もちろんうまくできない学生も多いのですが、ISRと同様に指取り指導により、深さ、輪郭に触れた感触を共有することができます。60名いるので全員の指取りは不可能ですが、合計15回の授業で数回は経験してもらえると思います。       このような精密触診という概念を改めて提唱し、その教育を本格的に行う必要があると思っています。PT・OTはもちろん、柔道整復師などの治療家、そして医師も対象になると思われます。書籍、講習会、授業などいろいろな形があると思いますが、触りたいと思えば何でも指先で同定できるようになってもらうのが目標です。     そして、精密触診に習熟すると、組織間リリースも自然にできるようになります。中殿筋と小殿筋の間にある上殿神経を見つけることができれば、これらの筋間のリリースも容易になります。「精密触診」の技術の必要性にご賛同いただける場合は是非お知らせください。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

Facebook 精密触診

精密触診

精密触診を学ぶ必要のあるセラピストが多いように感じています。リリースの技術を得る前に、「痛いところに手が届く」、「痛いところを見つけてあげられる」ような触診を身につけることが必要という声も聞きます。痛いところが見つけられないから、治療の焦点も定まらないことが多くなります。 股関節屈曲時のつまりに対して、その発痛部位候補としてFAI、大腿直筋反回頭、腸骨関節包筋、腸腰筋深層、大腿動・静脈、大腿神経とその枝などがあります。これらから鮮明な圧痛点を見つけることで、治療方針ははっきりと定まります。     そんな精密触診という概念を提唱したいと思い、その視覚化に取り組みます。どのように触診を裏付けるかが難しいところですが、エコーでの視覚化は不可欠だと思います。一方で、それを習得してもらうためのテキスト、セミナー、ビデオ、VR、3Dアプリなども必要です。いろいろな企業の方にも呼びかけて精密触診を普及させて行こうと思います。 ※こちらの記事は、株式会社GLAB代表の蒲田和芳のFacebookより転載しております。

カートを見る