日本健康予防医学会認定
「関節運動指導士」資格制度一般社団法人日本健康予防医学会が設置した関節疾病予防専門部会を通じておこなう、リアライン・コンセプトに基づく関節疾病予防の専門家育成に取り組む資格認定制度です。
日本健康予防医学会では、身体のゆがみの解消をテーマとした「関節学」を新たな研究領域と位置付けています。
臨床応用研究に基づいて構築された、関節疾病予防のための確かな治療法 : リアライン・メソッドの普及を目指します。
関節運動指導士認定制度には、個人資格の認定とともに、個人資格を背景とした施設認定があります。
関節疾病予防の医科学的研究を推進すること
関節疾病予防の専門家を育成すること
専門家を通じて関節疾病予防を社会に浸透させること
産学連携により関節疾病予防ビジネスを育成すること
関節疾病予防の実績を国策に反映させること
関節運動指導士の資格を取得することで、様々なメリットが得られます。
関節運動指導士の資格を取得するには(社)日本健康予防医学会への入会が必要となりますので、同時に学会員特典も受けられます。
関節疾患のスペシャリストとして自信・信頼性アップ
より効果の高い治療やトレーニングを提供できるようになる
提供できる治療・サービスの幅が広がる
学会からの集客サポートが得られる(ウェブサイトでの紹介・プレスリリースなど)
リアライン商品を安く仕入れ、販売することができる(認定レベル・施設クラスにより変動)
リアライン商品新発売時の優先予約・特別割引・在庫処分販売などへの優待が受けられる
リアライン・ビジネス講座への参加
リアライン治療・トレーニングに関する最新の情報が得られる
研究プロジェクトの立ち上げ支援や研究デザインのアドバイスが受けられる
論文執筆支援・英文校正が受けられる(有料)
研究助成基金の設立予定
学会員向けコンテンツによって最新の治療法・症例を知ることができる
学会主催セミナー・ワークショップ・カンファレンスへの優待が受けられる
セミナー参加等を通じて、他の参加者・有資格者との交流・つながりが生まれる
リアライン賠償保険へ加入(資格取得者のみ)
認定試験に合格した方には認定証をお渡しいたします。
さらに、施設認定を受けると、以下の3点もお渡しします。
資格を取得いただくためには、(社)日本健康予防医学会へのご入会が必要です。
学会にご入会いただくと、セミナー開催情報をいち早く受け取れるほか、学会主催セミナーやワークショップへ会員価格で受講が可能です。
学会への入会はWEBより簡単にお申込みいただけます。
先に当サイトへ無料ユーザー登録の後、ログイン後のマイページより学会入会へお進みください。
関節運動指導士の資格を取得するには、各Levelごとに受講が必要なセミナーを修了後、認定試験に合格することが必須です。資格の種類と取得までの流れを紹介いたします。
資格取得に必要なセミナーを確認、予約
必須受講セミナー・選択セミナーを
すべて受講
(試験受講当日まですべて受講が終了していること)
認定試験を受験
合格
資格取得
(有効期限:入会日・資格取得日から1年間)
医師・理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸マッサージ師をはじめ、関節疾患の治療に携わる方
トレーナー・インストラクター・スポーツ指導者など、運動の指導に携わる方
医療資格の有無は問いません。
関節検定(Grade 1)を理解していること
リアライン・コンセプトを理解していること
脊柱のリアラインを理解していること
条件 | セミナーの詳細 |
---|---|
いずれか1つ選択 |
関節検定(Grade 1) 受講 (1日) 関節の基本構造・運動学・バイオメカニクス・変形・外傷についての医学的知識を講習するセミナーです。Grade 1 : 代表的な関節疾患の基礎と医学的知識 |
オンデマンドセミナー「関節検定講義(Grade 1)」視聴 |
|
いずれか1つ選択 |
脊柱リアライン実技 受講 (1日) 不良姿勢・脊椎アライメント(ゆがみ)を修正するための方法を学び、その技術を習得するセミナーです。骨盤・胸郭のリアライン(アライメントの修正)のため、リアライン・コアを含むデバイスの使用法や指導法、さらにその後行うべき運動療法やトレーニング法を習得します。 |
クリニカルスポーツ理学療法(CSPT) 4回(総論・体幹) ※過去3年以内のCSPT(イントロダクション・体幹3回)を受講(例:2019年度の場合はCSPT2016以降が有効) |
認定試験は、下記のテスト・検定を1日で行います。
※受講が必要なセミナーは試験当日までに修了していることが参加条件です。
関節運動指導士検定(リアライン検定)(Level 1)
関節検定(Grade 1)
医師・理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸マッサージ師をはじめ、関節疾患の治療に携わる方
トレーナー・インストラクター・スポーツ指導者など、運動の指導に携わる方
医療資格の有無は問いません。
関節運動指導士(Level 1)の資格をお持ちの方、もしくはクリニカルスポーツ理学療法(CSPT)全10回を受講した方
関節検定(Grade 2)を理解していること
脊柱・下肢関節のリアライン・トレーニング、デバイス使用法について正しく理解し、指導ができる。
条件 | セミナーの詳細 |
---|---|
必須 |
関節検定講義(Grade 2) 受講 (1日) 関節の基本構造・運動学・バイオメカニクス・変形・外傷についての医学的知識を講習するセミナーです。Grade 2 : 全身の主要な関節について学修 |
いずれか1つ選択 |
メディカルコミュニケーション 受講(1日) 医師や理学療法士といった医療専門職などとの連携に必要な、症例サマリー・紹介状・症例報告書の書き方に加え、口頭での病態説明の手法を学修します。 |
オンデマンドセミナー「メディカルコミュニケーション」視聴 |
|
(旧カリキュラム) 対人スキルセミナー受講 |
|
いずれか1つ選択 |
脊柱・下肢リアライン実技 受講 (2日) 不良姿勢・脊椎アライメント修正に加えて、下肢関節のリアライン(アライメント修正)を学ぶセミナーです。リアライン・レッグプレスやリアライン・インソールを含むデバイスの使用法・装着法・指導法、さらにその後行うべき運動療法やトレーニング法を習得します。 |
クリニカルスポーツ理学療法(CSPT) 受講(全10回) ※過去3年以内のCSPT全10回を受講(例:2019年度の場合はCSPT2016以降が有効) |
認定試験は、下記のテスト・検定を1日で行います。
※受講が必要なセミナーは試験当日までに修了していることが参加条件です。
関節運動指導士検定(リアライン検定) (Level 2)
関節検定(Grade 2)
デバイス指導法実技テスト 3デバイス
ケースレポート 5例 当日提出
S&Cコーチ・パーソナルトレーナー・アスレティックトレーナーなど、アスリートの指導に携わる方
医療資格の有無は問いません。
関節運動指導士(Level 2)の資格をお持ちの方
関節検定(Grade 2)を理解していること
関節の機能低下に対して、機能評価と病態評価に基づいて的確なトレーニング・プログラムを構築し、効果的に実践できる。
条件 | セミナーの詳細 |
---|---|
必須 |
関節検定講義(Grade 2) 受講 (1日) 関節の基本構造・運動学・バイオメカニクス・変形・外傷についての医学的知識を講習するセミナーです。Grade 2 : 全身の主要な関節について学修 |
必須 |
プロフェッショナルプレゼンテーション 受講(1日) 患者やクライアントの状態を、医学的な情報や画像や数値データなどの客観的な情報を加味して整理し、プロジェクターを用いて症例報告として発表する技術を学修します。プレゼンテーションにおいて適切な質疑応答の技術、適切な文法、単語の使い方なども含めて、プロとして十分なコミュニケーション能力を獲得することができます。 |
必須 |
クリニカルスポーツ理学療法(CSPT) 受講(全10回) ※過去3年以内のCSPT全10回を受講(例:2019年度の場合はCSPT2016以降が有効)全10回で全身関節のマルアライメントの修正法(リアライン治療)を学ぶ実技セミナーです。 第1回目は、治療の設計図(リアライン・コンセプト)と、その実践に不可欠な組織間リリース(ISR) の基礎を学びます。 主に治療の進め方、関節の機能障害の解決法を習得することを目的とするセミナーです。 |
必須 |
パーソナルトレーナーズスキル(PTS) 受講(3日コース) クライアントや患者の機能障害・動作異常・パフォーマンス向上を妨げる運動学的問題を発見し、効率的にその修正を進めるための理論と、トレーニングプログラムの設計方法・指導法を学ぶ実技セミナーです。※過去3年以内のPTSを受講(例:2019年度の場合はPTS2016以降が有効) |
必須 |
オンデマンドセミナー視聴「JHS」 ※JHS2018第1-5回・JHS2019第1-3回が対象 |
認定試験は、下記のテスト・検定を1日で行います。
※受講が必要なセミナーは試験当日までに修了していることが参加条件です。
関節運動指導士検定(リアライン検定) (Level 3)
関節検定(Grade 2)
ケースレポート 10例 当日提出
ケース発表+実技テスト1例
医師、理学療法士、作業療法士など、関節疾患の治療に携わる方
関節運動指導士(Level 2)の資格をお持ちの方
※医療資格必須 (医師・理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸マッサージ師など)
関節検定(Grade 3)を理解していること
関節の機能低下に対して、機能評価と病態評価に基づいて的確なトレーニング・プログラムを構築し、効果的に実践できる。
組織間リリースを含む徒手療法を用いて治療することが出来る。
条件 | セミナーの詳細 |
---|---|
必須 |
関節検定講義(Grade 3) 受講 (1日) Grade 3 : 医師とのコミュニケーションを円滑に進められるよう、画像診断や外科的治療法の基本を学修 |
必須 |
プロフェッショナルプレゼンテーション 受講(1日) 患者やクライアントの状態を、医学的な情報や画像や数値データなどの客観的な情報を加味して整理し、プロジェクターを用いて症例報告として発表する技術を学修します。プレゼンテーションにおいて適切な質疑応答の技術、適切な文法、単語の使い方なども含めて、プロとして十分なコミュニケーション能力を獲得することができます。 |
必須 |
クリニカルスポーツ理学療法(CSPT) 受講(全10回) ※過去3年以内のCSPT全10回を受講(例:2019年度の場合はCSPT2016以降が有効)全10回で全身関節のマルアライメントの修正法(リアライン治療)を学ぶ実技セミナーです。 第1回目は、治療の設計図(リアライン・コンセプト)と、その実践に不可欠な組織間リリース(ISR) の基礎を学びます。 主に治療の進め方、関節の機能障害の解決法を習得することを目的とするセミナーです。 |
必須 |
組織間リリース(ISR) 受講(3日コース) ※過去3年以内のISRを受講(例:2019年度の場合はISR2016以降が有効)組織間の癒着に対する徒手的治療法を習得するためのセミナーです。 |
必須 |
オンデマンドセミナー視聴「JHS」 ※JHS2018第1-5回・JHS2019第1-3回が対象 |
認定試験は、下記のテスト・検定を1日で行います。
※受講が必要なセミナーは試験当日までに修了していることが参加条件です。
関節運動指導士検定(リアライン検定) (Level 3)
関節検定(Grade 3)
ケースレポート 10例 当日提出
ケース発表+実技テスト1例
項目 | Level 1 | Level 2 | Level 3-1 | Level 3-2 | |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥10,000 | ¥10,000 | |
登録料・更新料(保険料分込み) | ¥13,000 | ¥18,000 | ¥18,000 | ¥18,000 | |
テスト・検定 | ¥5,000 | ¥20,000 | ¥20,000 | ¥20,000 | |
必須セミナー | 関節検定講義 | ¥10,368 | ¥10,368 | ¥10,368 | ¥10,368 |
脊柱リアライン実技(1日) | ¥12,960 | ||||
脊柱・下肢リアライン実技(2日) | ¥21,600 | ||||
メディカルコミュニケーション | ¥10,368 | ||||
プロフェッショナルプレゼンテーション | ¥10,368 | ¥10,368 | |||
JHS聴講(1回、2事例) | ¥5,400 | ¥5,400 | |||
必須コース | CSPT | ¥97,200 | ¥97,200 | ||
ISR | ¥86,400 | ||||
PTS | ¥64,800 | ||||
オンデマンド | (月額固定) | ¥3,960 | ¥3,960 | ¥3,960 | ¥3,960 |
見学 | 治療・トレーニング見学 | (¥10,000) | (¥10,000) | (¥10,000) | (¥10,000) |
総費用(代替え措置の適用で変動します) | ¥55,288 | ¥94,296 | ¥240,096 | ¥261,696 |
※上記について再受講割引が設定される場合があります。
入会費・年会費/資格更新料:入会日・資格取得日から1年間有効
※今後、4月1日~3月31日までを有効期限とするシステムに変更予定(時期未定)
資格有効期限内に所定の単位(CEU : Continuous Educational Unit)を取得していただくことにより資格が更新されます。
CEUは、資格者の関節学の発展および当認定制度発展への貢献に対して付与される単位です。
以下のような活動がCEUの対象として認められます。
関節学に関わる研究成果を当学会または他学会等にて発表すること。
関節学に関わる臨床研究や症例(ケースシリーズ)等を当学会または他学会等にて発表すること。認定制度の講師・助手・スタッフを務めること。
症例(ケースシリーズ)等を当学会または他学会等にて発表すること。 認定制度の講師・助手・スタッフを務めること。
リアライン商品の普及に貢献すること。
またその普及を加速させるような商品またはサービスの開発およびその運営を行うこと。
(※ウェブサイト「POST」掲載内容)
Re-Vive代表 理学療法士
理学療法士になって4年ほど経った頃、日々の臨床で患者様の問題点を体系的に整理することができずに悩んでいました。そんなとき、リアライン・コンセプトに出会い、患者様の身体に生じている症状を原因と結果に分けて整理する方法を学びました。
可動域が制限されている原因は何か、筋力が発揮できない原因は何か、つまり低下しているという結果に対して、原因はどこにあるのかを整理する方法論に出会ったことは私の治療に大きな発展をもたらしてくれました。
そのことをきっかけにしてCSPTやSPTSなどのセミナーに積極的に参加する中で自然と資格取得を目指す形になりました。
きくのだい鍼灸整骨院
一昨年、現場から離れたこともあり、興味のあったCSPTに参加し、リアライン理論の勉強を始めました。
リアライン理論は、原因と結果を整理し、体系的な治療の進め方を学ぶことができるので、日頃の治療に大変有益で、すっかりリアライン信者になってしまいました。
POSTで見る
資格を取得いただくためには、(社)日本健康予防医学会へのご入会が必要です。
学会にご入会いただくと、セミナー開催情報をいち早く受け取れるほか、学会主催セミナーやワークショップへ会員価格で受講が可能です。
さらに、論文を掲載した学会誌の送付や学会員限定コンテンツへのアクセスが可能になるなど、リアラインに関する情報を得ることができます。
「資格取得までは考えていないけれど、関節疾病予防について詳しく知りたい」
「リアラインについて最新の研究・事例を知りたい」
という方も、ぜひご参加ください。
学会への入会はWEBより簡単にお申込みいただけます。
先に当サイトへ無料ユーザー登録の後、ログイン後のマイページより学会入会へお進みください。