産前・産後ケアセミナーシリーズは、出産の前後に起こりやすい関節マルアライメントの評価・治療方法についての講義・実技を行うセミナーです。
シリーズ内セミナーの概要は、下記の通りとなっております。
産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー
妊娠中および産後に生じる仙腸関節痛の原因となり得る、骨盤マルアライメントの評価と治療法をご紹介いたします。組織間リリース(ISR)初級編:産前・産後ケア
組織間リリース(ISR)を用いた、骨盤リアライン・胸郭リアライン・腹筋群や背筋群の滑走性の改善方法をご紹介します。妊娠中では、快適な背臥位がとれるように胸郭の可動性および腹腔筋群の滑走性を改善させて腹腔容積を拡大させます。
妊娠中および産後のどの時点においても、骨盤のマルアライメントを改善して仙腸関節へのストレスを減弱させるよう治療を行います。そのために、股関節周囲の組織の癒着を解消させます。その上で、上殿皮神経、中殿皮神経、長後仙腸靭帯などの疼痛に対する対症療法を実施し、疼痛を消失させます。
産後では、妊娠中の腹筋群の微細な損傷によって生じる筋間の癒着を解消させ、また側臥位での睡眠姿勢によって生じる中殿筋や小殿筋の癒着を解消させて正常な筋活動パターンを獲得させます。
リアライン・コンセプト(治療の設計図)に即した産前・産後の仙腸関節痛の治療法について理解していただくセミナーです。
仙腸関節痛の治療において、主に2つのテーマを軸にして講習を行います。
産前・産後ケアのスペシャリストを目指す女性セラピスト
妊娠中または産後のセラピスト
関節運動指導士資格者
柔道整復師、鍼灸師、理学療法士など女性の骨盤・体幹・胸郭周囲の疼痛や姿勢異常の治療に従事する方
リアライン・コンセプトに基づく治療総論
周産期の仙腸関節痛の疾患概念とメカニズム
周産期の仙腸関節痛の結果因子の評価
骨盤・胸郭のマルアライメントと原因因子の評価
組織間リリース(ISR)の基礎技術
結果因子の治療
原因因子の治療(組織間リリースと運動療法)
治療デモンストレーション
組織間リリース(ISR)を用いることにより、効果的に骨盤リアライン、胸郭リアライン、腹筋群や背筋群の滑走性改善による腹腔容積の拡張を得ることができます。これにより、荷重伝達機能の改善、姿勢の改善、呼吸機能や摂食障害の改善を得ることができます。
このセミナー(3日コース)では、組織間リリース(ISR)の基礎的な技術の習得を達成するとともに、骨盤・胸郭および体幹筋周囲のリリースの技術を習得し、産前・産後ケアを極めて効果的に実施できるようになることを目的とします。
医師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師等を対象とします。
セミナー中に説明する組織や器官の形状、走行、位置関係を理解し、触知できるようになるため、
理学療法士として運動器疾患の治療を3年以上経験し、筋・腱、関節包、靱帯、血管、神経の詳細な解剖学の知識が必要です。
医療資格を有するセラピスト向けの徒手療法のみの講習となります。
ISRの基礎技術の習得
背筋群のリリースと腹壁拡張・腰背部の治療
腹筋群のリリースと腹直筋離開予防
骨盤マルアライメントの治療
胸郭マルアライメントの治療
産後の体型回復
シリーズのうち、「産前・産後の仙腸関節痛に対するリアライン・セラピー」は全1回、「組織間リリース初級編 産前・産後ケア」は全3回で1カリキュラムとなります。
「組織間リリース初級編 産前・産後ケア」につきましては、1~2日のみの参加はできません。また、他会場への振替受講もできませんので、予めご了承ください。
セミナーによってキャンセル方法に違いがございますので、ご注意ください。
お客様のご都合によるキャンセルについては、下記の通りとさせて頂いております。
返金手続きにつきましては、資料(ハンドアウト)を送付後・送付前とで異なっております。
※資料(ハンドアウト)の送付は、セミナー当日の6日前~前日までに送信する予定となっております。
代理受講
代理の方に受講変更可能です。
日本健康予防医学会のリアライン認定資格におきましては、代理受講者、本来の参加者ともに受講履歴とはなりません。
お申込み頂いたセミナーの開催7日前までに手続きを完了して頂く必要がございます。
振替受講
同年度、同内容(骨盤、胸郭など)に限り、振替受講可能です。
異なる年度への振替、異なる内容への振替(例:第2回骨盤→第5回股関節)はできません。
お申込み頂いたセミナーの開催7日前までに手続きを完了して頂く必要がございます。
返金手続き
下記の通りとなっております。
※お申込みの後、7日以内にお支払いが完了されない場合には、キャンセルとなる場合があります。
組織間リリース(ISR)をキャンセルされた場合は、下記の通りとさせていただいております。
返金手続きにつきましては、第1回資料(ハンドアウト)を送付後・送付前とで異なっております。
※第1回ハンドアウトは、セミナー第1回当日の6日前~前日までに送信する予定となっております。
第1回ハンドアウト送付後は全3回分の返金不可となります。第2回・3回ハンドアウト送付前にご連絡いただいた場合も返金不可となりますので、ご注意ください。
代理受講
代理の方に受講変更可能です。(回ごとの振替受講は不可となります。3回シリーズまとめての代理の方への振替に限り、可能になります。)
振替受講
同年度、同級振替に限ります。(回ごとの振替受講は不可となります。3回シリーズまとめての他会場への振替に限り、可能になります。)
返金手続き
※やむを得ない事情で欠席される場合も、返金不可となっております。
開催中止の場合
参加人数が最低規定数に満たない場合、天災、交通事情、講師の病気・事故等の止むを得ない事情により、開催を中止する場合がございます。郵送物
メールでのハンドアウト(PDFファイル)の送信以外に、お客様が登録されたご住所宛にセミナーチケット等は届きません。領収書
セミナー当日にお配りするネームプレートの裏面が領収書となっております。無断複製の禁止
事前に配布するセミナーハンドアウトは個人使用を目的とした使用のみを許可しています。デジタルデータ、紙出力を問わず事前配布資料の無断複製、配布、第三者への譲渡を固く禁じます。無断撮影の禁止
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セミナー開催日の5日前までにご入金が確認出来なかった場合は、受講証明書の発行が出来ない場合がございます。